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ある日、うさぎの坊やが、たまごをみつけます。 ひとりぼっちのうさぎの坊やは、たまごの中の何かに早く会いたくて、いろいろとちょっかいをだします。 ちょっとこづいてみたり、小さな石ころを投げてみたり。待ちくたびれて眠ってしまったうさぎの坊や、すると…。

「ドイツの雑貨屋さんみたい」というのが第一印象でした。
美しいものがいっぱい置いてあるお店の雰囲気がぎゅっと詰まったような、そんなきれいな絵本です。
たまごの絵本を探していて、初めて読んだのですが、子どもが小さい頃に是非読んであげたい本でした。
ひとつのたまごをめぐって、なんのたまごだろうと一生懸命考えるうさぎと、たまごから孵って初めて出会う動物にこれはなんだろうと考えるひよこ。
両者の姿が微笑ましく、初めてのものにたくさん触れる小さいお子さんには、共感するところがたくさんあると思います。 (金のりんごさん 40代・ママ 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳)
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