
「いつだってなっちゃんばっかり」そうちゃんは怒ってテーブルの下にもぐってしまいました。お父さんと妹が声をかけますが…。お兄ちゃんの気持ちの揺れを丁寧に描きます。

「はじめてのおつかい」などの作者、筒井頼子さんの作品ということで、興味を持ちました。
妹のなっちゃんばかり可愛がるパパに怒って、テーブル下から出てこようとしない男の子、そうちゃんのお話。
そうちゃんの心の葛藤が、ページから溢れてくるようでした。
我が子たちの小さい頃を見ているようで、胸が痛みました。
いや、大きくなった今でも、同じようなことがあります。
そうちゃんの機嫌が直ったシーンは、自分も本当にほっとしました。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子13歳、男の子10歳)
|