
クリスマスイブのちいさな冒険のおはなし
チェコのクリスマスイブ。小さな男の子フランタが、ひとりで教会へむかいます。イエス様の生まれ故郷ベツレヘムから届いた灯りを、家のランプのろうそくにわけてもらうのです。しかし教会で思わぬ失敗をし、あわてて逃げだすことに。それでも、とちゅうで出あった気のどくなおじいさんを助けるために、知恵と勇気をふりしぼります。小さなフランタのやさしさに、心にぽっと灯がともるようなあたたかい気持ちにさせられます。

チェコに伝わる、小さなイエスさまの風習を初めて知りました。
お話は手作りのすてきなアドヴェントカレンダーから始まります。
この手づくりの小さな引き出しから取り出されるプレゼントがかわいいですね。
そして、小さな男の子の初めてのちょっとした冒険。
男の子を見守る教会の管理人や花屋さん。
男の子に希望をもらった老人。
良いお話でした。 (capellaさん 70代以上・じいじ・ばあば )
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