▼ 絵本とあわせて欲しい♪食器やランチグッズなど。 >>『おばけのバーバパパ』グッズはこちら

庭で、花に水をやっていたフランソワ。 バーバパパはね、その庭で生まれたんですよ。(土のなかでだんだん大きくなってね!) さいしょ、フランソワはびっくりしたけど、すぐバーバパパと仲良しになりました。 でも大きすぎて家においとくわけにいかないわ、とママがいうので、しかたなく動物園にいくことに。 動物園で、姿を自由に変えられることに気づいたバーバパパは、ほかの動物と遊びたくて檻をぬけだします。 ところが、だれもわかってくれなかったうえに、とうとう怒った園長さんに動物園も追いだされ、居場所がどこにも見つかりません。 ひとりぼっちでさびしくて、泣きだすバーバパパ・・・。 そのとき、「かじだぁー!」。 火事場にかけつけたバーバパパは、姿を変えてビルに残された人たちを助け、一躍、町の人気者!
こんな愉快な友達がいたらどんなにたのしいだろうと、バーバパパのことを空想するだけでわくわくしませんか? 世界じゅうで愛される、ピンク色のバーバパパは、この絵本からはじまったんですよ。 奥さんのバーバママも、子どもたちもまだ登場していません。 つまりフランス・パリ生まれのチゾンさんと、アメリカ・サンフランシスコ生まれのテイラーさんの夫妻が生み出した人気者「バーバパパ」の、記念すべきさいしょのお話絵本なのです。 バーバ一家のお話を楽しむのなら、ぜひこの本からどうぞ。 親子でバーバパパのとりこになってくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)

姿を自由に変形できるおばけのバーバパパは火事場で大活躍し、町の人気者になります。世界各国で愛読された軽妙な傑作絵本。

【金柿パパ】 バーバパパの凄いところは「何にでも変身できる」こと。このコンセプトによって子どもの感性が解き放れ、自由な発想が沸いてきます。この作品に続くシリーズでバーバパパは家族を作りますが、そのパパぶりは実にお見事で、尊敬に値します。ゆったり落ち着いていてにこやかで優しく、いつでもどこでもママへの愛情を示すのです。おはなしがわかり易く読みやすいので、絵本を読む機会が少ないパパにもおすすめです。

私は、読み聞かせてながら衝撃を受けました。
「えぇー!バーバパパは庭から生まれたの!!」
そんな私のリアクションを読み取った娘もノリノリでお話を聞いてくれました。
あまりの大きさと奇妙さに厄介者にされてしまうバーバパパ。
しかし、みんなに受け入れてもらいたいという前向きな姿勢のお陰で自分の姿を変えられる事に気が付きます。
なかなか姿を変えてもわかってもらえませんでしたが、バーバパパにしかできない手助けをした事で、徐々におばけという存在を認めてもらうという素敵なお話です。
今まで「形を変えられる不思議なおばけ」くらいにしか思っていませんでしたが、豊かな感情のある優しいおばけなんだと初めて知りました。 (ななひよママさん 20代・ママ 女の子2歳)
|