
「ココロをいれかえなさい。」また先生に怒られた。教室を逃げ出したぼくの前に、ココロ屋が現れた。ぼくは自分のココロをやさしいココロといれかえた。
自分がいやになってしまうことはだれにでもあると思います。そんなとき、ココロをいれかえることができたら…。やさしいココロ、すなおなココロ、あたたかいココロ、いろいろあるけれど、自分のココロがいちばんかもしれません。

二年生の娘と寝る前に一緒に読みました。
先生に怒られる、友達にはついカッとして上手くいかない。そんな主人公の前にある日ココロ屋なる不思議なお店が現れます。
自分のココロを別のココロに入れ替えてみる。優しいココロ、すなおなココロ、温かいココロ、どれも素敵ですが、作りもののココロは極端すぎてどれも調整が難しい。
自分のココロはいろんな感情が入り混じり、イビツで複雑。でも、これからどんな風にも成長して育てていける。
大人も読んでいて新たな気付きがあります。 (あさのこさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子5歳)
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