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ジョアシャンがゆううつな顔をして教室に入ってきた。どうしたんだろう? 先生や大人たちをもまきこんでいくニコラと仲間たち!

プチ・ニコラのシリーズを読んできて、最終巻になりました。
かえってきたプチ・ニコラシリーズができたのは、ファンからの強い要望ではないかと、ひそかに思っています。
なんでこれほどに、面白いのか?
解説に訳者の小野萬吉さんが書いているのですが、ただドタバタな滑稽話ではなく、エスプリに満ちているのです。
この機転が大人心を満足させる部分でしょう。
それから、ショートストーリーの展開は、4コマ漫画的であり、必ずオチをもって終わるのところでしょうか。
ひそかにエンディングを想像しながら読んでいると、ゴシニさんにもてあそばれているようにも感じます。
サンぺさんの絵も、なんだか新聞紙面の漫画みたいです。
読み始めたら、ハマってしまいました。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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