
身軽なりすくんは、雪合戦が得意です。はやい雪の玉がとんできても、大きな雪の玉がとんできても、ひょい! ひょい!と、上手によけます。 でも、調子よく玉をよけていたら、きつねくんが投げた球が顔にあたって、思わず泣き出してしまい……。きつねくんが作った素敵な仲直りのきっかけとは? 友だちを思う優しさあふれる作品です。
<ここがポイント!> ・相手を思うやさしさ ・季節感あふれる絵本 ・友だちの大切さ
<編集者から> まず、表紙の可愛さに思わずニッコリしてしまうこと、必至です! ほんとに可愛すぎます(笑)。 ちっちゃい頃って、「ここは自分の見せ所!」というときに失敗したりすると、ものすごく恥ずかしくて、落ち込みますよね。だから、りすくんの気持ち、とってもよくわかります。 でも、それで涙を見せてしまうと、泣かせようなどと思ってもみなかった相手は傷つきますよね。――きつねくんの気持ちも痛いほどわかります。 そんなふたりがどうやって自分の気持ちと向き合い、仲直りするのでしょう? じつは、このきっかけが、とっても素敵なのです。 今の季節にぴったりのお話です。ぜひ、読んでみてくださいね。

みんなと雪遊び楽しいですよね。小さい頃を思い出しました。
雪が遊べるほど積もるということは、なかなかない土地なので、そんな日は特別な日です。
小学校も、朝は雪遊びの時間に変更になるので、とっても楽しい記憶です。
大人になると雪が積もるのが楽しみで仕方ないだなんて、そう単純にはいかないので、子どもの頃の懐かしい気持ちを思い出しました。
子ども同士で遊んでいると、悪気はないけどお友だちにけがをさせてしまったりということは、つきものですよね。ちゃんと、謝ることができて、ごめんねの気持ちを雪だるまに込めて作ってあげたりと、優しい気持ちの詰まった絵本に、心があたたかくなりました。 (ピーホーさん 30代・ママ 女の子2歳、女の子0歳)
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