
「みなさーん、あしたは、おひさまようちえんは おやすみです」 「えー、どうして?」「なんで?」 「なんでだと おもう?」 明日が、おひさまようちえんの創立記念日だと知った動物の子どもたち。 年に一度の“ようちえんのお誕生日”にどんなプレゼントをあげようか悩んだ末……。 どんなものにも誕生日があり、それに感謝することの大切さを伝えます。 何をしてあげたら幼稚園が喜ぶか、真剣に考える子どもたちの優しい気持ちに、 おもわず微笑んでしまいます。
<ここがポイント> 相手を思うやさしさ 感謝の気持ちが伝わる絵本 誕生日の素晴らしさを伝える絵本
<編集者から> いよいよ、シリーズ最終巻。 読者に語りかけているような、動物たちの笑顔満開の表紙は、見ているだけで幸福感で 包んでくれます。 お誕生日って、自分のときはもちろんですが、友だちや家族の誕生日をお祝いするのも、 とっても幸せな気持ちになりますよね。 この作品では、ふだんなかなか目を向けないものにもお誕生日があるんだよ、という 素晴らしいメッセージを伝えています。 相手を思い、何をしてあげたら喜んでくれるか真剣に考える――。 その気持ちが、なにものにも代えがたい、大切なことなんですよね。 動物の子どもたちは、何をプレゼントすることにしたのでしょうか? ぜひ、楽しみに読んでみてくださいね!

ようちえんの誕生日に何をしてあげようか
みんなで考えて、お掃除をしようとなりましたね。
何をしてあげるとよろこぶのかを真剣に考えて
すごいことですね。
こうした何げないことの積み重ねで、子どもたちは
成長していくのですね。 (ゆうちょさんさん 60代・じいじ・ばあば )
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