
まだ体の仕組みなんて知らない小さな子どもの頃、 自分の体のなかってどうなっているんだろう、って考えたことあったかな。 この絵本は、そんな素朴な問いかけにそって、 自由にどんどん想像をふくらませていく、遊び心たっぷりのゆかいな絵本です。
きっかけは貯金箱と牛乳びん! 貯金箱にはお金が入っているよね。牛乳びんには牛乳が入っている。 それじゃあ、ぼくの体の中にはなにが入っている? きっと食べ物がどっさり入っているんだよ。 いやいや、牛乳やジュースがちゃっぷんちゃっぷんに。 それとも空気・・・?うんちやおしっこも入っているんじゃない? ちょっと体の中をのぞいてみようよ。
面白いのは、そんな想像を見事にそのまま絵にしちゃっているところ。 「そんな訳ないじゃん!」なんて言葉を忘れちゃうほど、笑っちゃう元気な絵。 正確なことを知るのも大切だけど、こんな風にいくらでも想像がふくらんでいく感覚を 味わうのは断然楽しい! もっと体は自由なんだよ。韓国からとっても素敵な絵本が届きました。 最後にはちゃんとレントゲンのような絵もあるから、そこからまたお話を膨らませていってね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

びんの中には牛乳が、貯金箱の中にはお金がはいってる。じゃあ、ぼくたちのからだの中には 何がはいってるのかな?きっと、ごはんやおかし、それから水やジュースがはいってるよ。 ん〜でも、うんちやおしっこもはいってるんじゃない? 幼い子どもの素朴な問いかけにそって想像をふくらませていく、元気でゆかいな絵本。

4歳幼稚園年少さんの娘と一緒に読みました。
親の私は,体の中の臓器のお話がでてくるのかと期待をしていたので,そこはちょっと残念でした。
題名ごとく「からだのなかにはなにがある?」と考えるきっかけになる絵本だとは思いました。 (まゆみんみんさん 30代・ママ 女の子4歳)
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