谷川俊太郎さんが投げかける色々「きもち」。それぞれの状況で変わっていくボクの「きもち」を、長新太さんの絵で、読者にたっぷりと語りかけてくれます。その表情を見ているだけで、嬉しくなったり、幼い頃を思い出したり、少し胸が痛んだり……。
自分の中に生まれては消える色々な「きもち」の事を考える。
ひとの「きもち」との違いを考える。
この二つだけで、子ども達はどれだけ大きな成長を遂げるでしょうか。
絵本を読みながら、想像したことや、感じたことなどを、口に出して話し合ってみる。その中で、我が子の意外な一面を、発見できることもあるかもしれませんよね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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