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大人になっても忘れたくない いもとようこ世界の名作絵本シリーズ第2弾!
涙なくしては読めない、永遠の名作をいもとようこのイラストで贈ります!
画家になることを夢見て、ネロはおじいさんと愛犬パトラッシュと暮らしています。 けれど幸せな日々は長くは続きませんでした。

このお話は19世紀の終わり頃のことで、貧富の差が激しく、貧しい者への扱いのひどさを感じさせるヨーロッパの姿が垣間見えます。
お話が進んでも苦難の連続で、唯一の安らぎといえば、死ぬ前に見ることの出来たルーベンスの絵画のこと位です。
ここまで度重なる苦難を主人公に与えるというお話はなかなかなく、かなり重いストーリーだと思うのですが、日本ではアニメになることで、不朽の名作へと昇華しました。
どんなに辛くとも、折れることなく努力し続けた姿が、日本人に愛される理由なのかもしれませんね。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子7歳)
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