
お月見の夜、母娘が手と心を重ねる。 おかあさんの手は、いつから魔法がつかえるようになったんだろう? おかあさんは、いつからおかあさんになったんだろう? 助産師の母と娘が、お月見のおだんごづくりを通して、手と心を重ね合わせる。

同じ作者コンビの『おとうさんの手』に感動したので、そのおかあさんバージョンもあるということで読んでみました。おうさんの手のとはまた違う家族のお話。こちらもまた素敵でした。
おかあさんの手は魔法の手。なんでも上手につくっちゃうし、私をやさしく包んでくれる。「いつ魔法がつかえるようになったの?」という子供の質問に対する答えも素敵でした。
お母さんと娘さんが一緒にお月見のおだんごをつくるシーンがあります。自分も子供の頃おかあさんとつくった思い出がよみがえって、私も娘と一緒におだんごつくりたくなりました。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子6歳、男の子4歳)
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