
うさぎのリッキの絵本シリーズは、お互いの個性を認め合い、仲間達と友情を育むことがテーマです。 今日はそのリッキの誕生日。友達を全員、誕生日パーティーに呼びましたので、朝はいつもより早く起きて、部屋を飾り付けます。ママを手伝って、パンケーキも焼きました。そうして友達が次々と家にやってきてくれますが、一番仲良しのアニーが来ていません。リッキは心配になりますが、ママがアニーから手紙を預かっていたのです。 「たんじょうび おめでとう、リッキ。わたしはどこでしょう?あおいやじるしをさがしてみつけてね。ではまたあとで。なかよしのアニーより」 手紙を読んで、わくわくしたリッキとみんなは外へ走って行きます。 ママにもパパにも友達みんなにも祝ってもらって、リッキは本当に嬉しそうです。誕生日っていいなあ、友達っていいなあ、家族っていいなあ、という気持ちが読み手にもひしひしと伝わってきます。親子で安心して楽しめる作品です。
(金柿秀幸 絵本ナビ事務局長)

片方の耳がたれているうさぎのリッキが主人公の人気シリーズ。 今日はリッキのバースデー・パーティ。なのに、なかよしのアニーが来ていません。 がっかりしているリッキに「わたしをさがして!」とアニーからの手紙が届きました。 わくわくしながら、青い矢印をたどって森へ入っていくと…。 誕生日の特別な1日の気持ちをリッキといっしょに味わってください。

カレンダーにしるしをつけて毎日毎日誕生日が来る日を待ちどおしい気持ちがよく伝わってきました。お友達を呼んで誕生日パーティを開くリッキがいいなあと羨ましく思いました。お友達からの手作りの誕生日プレゼントが心がこもっていて、人参のパンケーキも美味しそうでした。特別な日ってあっというまに終わってしまうのですね。リッキ、お誕生日おめでとう♪ (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
|