らんぼうで、やかましくて、いじわるで、やばんで、だらしなくて、きたない、みんなをこまらせてばかりいる男の子。 ここまで酷評された主役の男の子がかつていたでしょうか!それがエドワルド。 元気に画面の中をいたずらしながら駆け回るエドワルド。そのからっとした雰囲気の裏に、どうしてこんな男の子になってしまったのか、特に説明はないのだけれど、バーニンガムの想いが絵ににじみ出ていてひしひしと伝わってくるようです。 そしてちょっとしたきっかけでこれまでとはまったく違った一面を見せ始めるエドワルド。でも、らんぼうなエドワルドも優しいエドワルドもとっても魅力的。 こどもの純粋さがまぶしい、そして大人の何気ない一言にちょっと心痛い一冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
らんぼうで、やかましくて、いじわるで、やばんで、 だらしなくて、きたない、みんなをこまらせてばかりいるエドワルド。 でも ほんとうは、エドワルドは、 だれよりも すてきな おとこのこなのさ。
世界中の子どもたちに愛されている絵本作家 ジョン・バーニンガムの愉快な最新作!!
日々、娘にはよい言葉がけをしようと思いながら
小学校に上がってからのトラブル続きに、つい声を荒げて
きつい言葉をぶつけてしまうこともしばしば・・・
ただでさえ難しい年頃に突入しつつあるので
この絵本の内容に、改めて思いを新たにしました。
発達障害といわれる子が、二次障害といわれる状態に陥っていく・・・
まさしくそんな状態のエドワルドが
環境によって、良いところをグンと伸ばし変化していく。
子供にかかわるいろんな大人に読んでもらいたい絵本です。
(うみキリンさん 40代・ママ 女の子10歳、女の子8歳、女の子6歳)
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