
「ひとりだったら、けん・ひろし・くみ。3人集まれば、わんぱくだん。」 このフレーズ、ちょっと素敵だと思いませんか? 仲良し3人組が不思議な冒険を繰り広げるファンタジー絵本として大人気の「わんぱくだん」シリーズの新作が登場しました。今作でなんと18作目なんです!
おばけやロボットに会ったり、忍者になったり、恐竜探検をしたり。 わんぱくだんの行くところには何かが起こるんです。 今日だって、ひろしの家の物置小屋で3人が何やらガヤガヤ、ゴソゴソ。 「あっ、おもしろいもの発見!」 古ぼけた、大きなじゅうたんです。へんてこな模様がいっぱい。 3人は(当然のごとく?)じゅうたんの上に乗って、空を飛ぶに違いないと呪文を唱えはじめます。 「チチンプイプイ、ヒラケゴマゴマ、ラーメンタンメン」 そんな簡単でありきたりな呪文で空なんか飛べるの? そのとたん!ふわりと、じゅうたんが浮かびあがり…!? この難しくない感じがわんぱくだんの大きな魅力なんですよね。 空とぶじゅうたんが向かった先は、まほうの国。 まほう市場では、ロープのまほうや火のまほう、水や動物のまほうまで、大迫力のまほうをみんなが見せ合っています。まほうのランプや、まほうのじゅうたんの売り場もありましたよ。 ところが「人間のにおいがする!」と誰かが叫びます。大変、つかまってしまう…!
さぁ、絵本の中のまほうの国。 みんなが考えるまほうのイメージと近かったかな、それとも全然違ったのかな? 読んだ後、子どもたちにそんなことも聞いてみたくなっちゃいますね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

冒険ファンタジー絵本として大人気の「わんぱくだん」シリーズに18作目が登場!!わんぱくだんの3人が訪れた「魔法市場」とは…?わんぱくだんの3人が、物置小屋でみつけた古ぼけたじゅうたん。「これ、きっとまほうのじゅうたんだよ」。3人がじゅうたんに乗って、思い思いの呪文をとなえると…ふわり、じゅうたんが浮かび上がり、3人は空へと飛び出しました。着いたところは、魔法の国の魔法市場。天までするする伸びるロープがあったり、火を吐き出す人がいたり、大男が現れるランプを売っていたり、楽しい魔法の数々に、3人はワクワクドキドキ。でも、そこは、人間が来てはいけない場所だったのです。さあ、わんぱくだんの運命は…?!

このシリーズ、4歳になったばかりの娘が夢中になっています。
わんぱくだん3人の考えた呪文で魔法の国へ、身の危険が迫った時も呪文が役立ちました。魔法の国のお店で売られている物が面白いです。読み聞かせにも一人読みにもぴったりです。想像力豊かな子どもが楽しめるお話です。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子4歳)
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