
旅の楽しさを描く『旅の絵本』、待望の日本編
繊細な筆使いで、世界各地を舞台に旅の楽しさを描いてきた「旅の絵本」シリーズ。第8巻となる今回の旅の舞台は、待望の日本です。作者の安野光雅さんが生まれ育ったころの津和野をはじめとして、日本各地のなつかしい風景が、お花見や田植え、お祭りに紅葉などの、季節の移り変わりとともに描かれています。巻末には、「電気のなかったころのこと」と題して、東日本大震災後の日本を思う、著者のエッセイを収録。

私は藁葺き屋根の草屋根で育ったので、田舎の田園風景がとても懐かしかったです。何処の家でも、鯉のぼりをたてていた時代だったので、表紙の鯉のぼりは、嬉しかったです。ちょっと生活に不便さも感じられますが、お祭りや花見も楽しんで、農業は家族全員で協力してやったので、9人大家族もよかったなあと思いながらこの「旅の絵本8日本編」を捲っています。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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