
ニモルくんは、遊んでいたおもちゃや食べかけのおかしもすぐに飽きてしまいます。そんなある夜、もったいない王国の魔法使いが現われて、ニモルくんを小さなネズミにしてしまいました。その魔法を解くには、なくしたものや大事にしなかったものを、もったいない王国から取り戻さなくてはいけません。ニモルくんは、コンセントカバーの奥にある、もったいない王国へと出発しました。
ミシンこうじょうでは、てぶくろやぼうし、くつしたなどを見つけだし、おかしのくにでは、食べかけのチョコレートや飲みかけのジュースなどをさがします。そのほかにも、おもちゃのまち、ぶんぼうぐがっこう、やさいのもりなどで、大事にしなかったものをさがします。
なくしたものを全部見つけたニモルくん。ところが、「みずのうきしま」から、水がどんどん流れ落ちているのを見つけると…?
細部まで描きこんだ、楽しい絵さがし絵本。ものを大切にすることを伝える一冊です。

ニモルくんはどこにもいそうなこどもですね。
みのまわりにはニモルくんににた子が大勢いますね。
遊びどうぐにすぐ飽きてしまったり、何ごともすぐに
投げ出してしまったり、 でもなかなか注意するのは
むずかしいですね。
こうしたときにもったいない王国の魔法つかいのような
人がいてくれるとうれしいです。
ことばでは言えても実行するには こちらも
それなりの勇気と覚悟がいりますね。
この魔法つかいのような、アイデアをかんがえて
実行したいなと思いました。 (ゆうちょさんさん 60代・じいじ・ばあば )
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