
野菜はもっとも手頃な植物教材。食卓で見慣れた野菜を植物学者になって探っていくと、大切なことに気づきます。 ゴボウの花やジャガイモの実、サツマイモの花、シュンギクの種。あるはずなのに見たことがない! 同じ仲間なのになんで形がこんな違うの? と疑問の声は尽きません。野菜のほんとうの姿は意外にも知られていません。食卓にあがる野菜たちが植物としての素顔を見せるとき、それはおどろきの連続です。美しい細密画により野菜の謎を解き明かす本書を見ると、野菜にふれるのも楽しくなってきます。 精微で美しい植物画に野菜のふしぎがいっぱい詰まった科学絵本!。読んだ後、野菜を見る目が変わります。

同じ作者の『食べられたがる果物のヒミツ』がとても良かったので、野菜バージョンも読みたいと思いました。
野菜の花の咲き方やキャベツの七変化、マメの顔などなど、変わった切り口で、野菜本来の姿が紹介されています。知らないことばかりで驚きの連続でした。
丁寧で美しいイラストも、見ていてとても楽しいです。
ゲッチョ先生『ドングリ図鑑』もとてもオススメです。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
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