
ふようどのふよこちゃんのシリーズ2作目。 いつもぞうきばやしのおやまで、ほかほかのかれはの中でねむっているふよこちゃん。 今回はおじいちゃんとおやまの奥に行ってみることに。どうやら山の守り神に会いにいくようです。
インパクトのある飯野和好さんの絵が素敵です。ふようどが主人公の本。…他にありますか?! この表紙のふよこちゃん、とっても楽しそうですね。飯野和好さんからのメッセージを感じます。 今回は「おやまはだいじ」という副題が付いています。 おやまにはふよこちゃんのような腐葉土やたくさんの生きもの(この絵本の中では、苔や猪やオオサンショウウオが出てきます)が共生していて、そこにいるみんなが綺麗な水や空気を作ってくれていることを教えてくれます。 そして、私たちは気づかずに、独り占めしていないかな? ということも。
ふようどってなあに?っという子どもたちに、ふよこちゃんを通じて自然を身近に感じられたらなぁ、と思います。 読み聞かせをする時は、絵も文章もゆっくりと。みんなで飯野ワールドを楽しみましょう。
1年から3年生に読みます。
(山田裕子 小学校司書)

里山の林でゆっくり生まれ育ったふよこちゃん。たくさんの家族のなかで、のんびりくらしています。ある日、おじいちゃんに連れられて山奥へ。おじいちゃんは、山の守り神のオオサンショウウオさんと友だちで、時どき会っては山の様子を相談しているのです。最近、山の水脈がおかしくなって湧き水がかれたりするのは、里の人が穴を掘ったりして流れを止めてしまうから。ふたりは山が弱らないように奥深く鍛えなおすことにします。

自然の大切さをあらためて感じる絵本です。
腐葉土も自然が作り出すものです。
ふよこちゃんがおじいさんに連れられていった山の目的地は、ふもとの川を潤す水源でした。
水が枯れてしまったら、自然は失われていくのですね。
飯野和好の絵のアクの強さが、このお話にはピッタリです。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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