明治大学サッカー部監督
栗田大輔
強い個人とクリエイティブなサッカーを武器に
2019年5冠、2020年リーグ2連覇をはじめ
6年間でタイトル10個、プロ50人以上輩出。
明治大サッカー部監督栗田大輔の結果を出し続ける組織マネジメント論
第1章:明治大学サッカー部の流儀
部員全員がトップチームを目指す
対話型のチーム作り
ひとつのプレーにこだわりを持つ
第2章:6年間でタイトル10個、プロ50人以上輩出!
仕事とサッカーの両立に全力を尽くす
監督就任とともに組織を改革
成功、失敗の両方から学ぶ
第3章:強い個人の育て方
強い個人がクリエイティブにプレーする
才能×努力×考え方
なんのためにプロになるのかを考える
第4章:結果を出し続ける秘訣
明治のサッカーを進化させる
変化する瞬間を見逃さない
自分のために監督をしているわけではない
第5章:大学サッカーの未来
現職とスポーツビジネス
大学スポーツの先駆者となる試み
大学サッカーの聖地を作りたい
第6章:特別対談
中村帆高(FC東京)×蓮川壮大(FC東京)
佐々木則夫(元サッカー日本女子代表監督)×栗田大輔
「栄枯盛衰」という言葉があります。近年、当部は良い成績を残し、プロサッカー選手
になる者も多数います。しかし、明治に限らず、他の大学も素晴らしい指導と取り組みを
行い、勝負にこだわっています。
少しでも慢心し、成長することを止めてしまっては、あっという間に結果は変わるか
もしれません。また、結果だけを追い求めると、大切なものを失うかもしれません。
だからこそ、結果を出すために全力で取り組みながらも、ポリシーである「明治大学
体育会サッカー部はプロの養成所ではなく、人間形成の場である」を貫き、選手の心の奥
底で燃えている「何の遠慮や恥じらいもなく、全力で大好きなサッカーを追求したい」と
いう想いに情熱をもって向き合い、選手の成長のために学び続けること、環境を作り続け
ることが大切であると考えています。
(「はじめに」より)
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