「―みんな自分に勇気がないと思っていませんか―実は気付いていないだけなのです。」――三原伸
宇宙に浮かぶ暗黒星雲がテオンをのみこんでしまった……。奇妙な生き物たちと出会いながら、テオンをさがす冒険ファンタジー。全編油彩で描き込まれた絵画絵本!
2本足で踊る象、靴をはいて歩く魚、時を飛ぶ鳥がいるふしぎな闇の世界へ 弱虫ふくろうクロロといっしょにテオンをさがす旅にでよう!
友人から薦められて読んでみたのですが、ページを開くと本当に未知の世界に迷い込む感覚です。あまりお目にかかれないような世界観だと思います。全編油絵らしく、色彩豊かで見ていて飽きません。
うちの娘はまだストーリーがわかりませんが、絵がお気に入りらしく、じっと見ていました。0歳児用の絵本を開いているときよりも、集中できる時間が長かったです。この先娘が成長するにつれ、絵だけでなくストーリーも楽しめるようになるので、かなり長く読んでいけると思います。
ストーリーは、勇気とは何かを問う冒険ものです。
色鮮やかなキャラクターが、ページに所狭しと描かれていて「ここにこんなのがいる!」と親子で楽しめそうです。
背景や建物は異国情緒にあふれていて、いつまでも眺めていたい不思議な絵の世界です。 (栗頭先生さん 20代・ママ 女の子0歳)
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