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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

しんでくれた」 みんなの声

しんでくれた 作:谷川 俊太郎
絵:塚本 やすし
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2014年04月30日
ISBN:9784333026500
評価スコア 3.84
評価ランキング 44,857
みんなの声 総数 36
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  • うーん…

    • ももうさ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子4歳

    試し読みで拝見しました。

    とてもとても大切なことに気付かせてくれる、
    とても素晴らしい詩だと思います。

    でも、だからこそ、
    この絵本の表現方法に何か引っかかってしまいました。。。

    表紙をめくった後の赤い扉。
    「しんでくれた」の隣の赤い描線。
    どこか無表情な「ぼく」。

    その表現どれもが、
    私には、子供に読み聞かせようとは思えませんでした。

    我が子にも、この「詩」のことは是非伝えたいです。
    ですが、一緒に読みたいのはこの絵本ではなく、
    「いのちをいただく」や「いのちの食べ方」ですね…。

    投稿日:2014/05/24

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    10
  • 内容はとても理解できるお話なのです。
    人は様々な生き物の命をいただいて、生きていることも伝えたいのです。
    食物連鎖のこと、自分の体をつくる食べ物に対する感謝…、伝えたいことが凝縮されているのだと思います。
    倫理観、道徳観念、…でも、このタイトルはないと思いました。
    「しんでくれた」という発想は人の驕りです。
    自分から命を投げ出すものなどいない!!!
    とてもいい絵本なのですが、仲間たちに誤解を招いています。
    絵本は絵本なりのありようがあると思わされた一冊です。
    谷川さんごめんなさい。

    投稿日:2014/06/03

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    9
  • 衝撃のタイトル

    • 環菜さん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、男の子6歳

    タイトルと表紙の絵を見れば、食育のお話かなと察しはつきますが、ちょっとインパクトが強すぎるなというのが第一印象。
    内容は正論なんです。命を頂くというね。だけど「しんでくれた」というのはどうなんだろう。ウシやブタやサカナたちは人間のために「しんであげた」と思っているのだろうか。
    生き物はみんな、何かしらの命を頂いて生きているのは間違いないけれど、あまりに表現が一方的なような気がします。大人でこう感じるんだから、子供にはもっと衝撃が強いと思う。
    私は、子供に読んであげたいとは思えませんでした。

    投稿日:2014/06/23

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    7
  • 「食べる」という行為

    • ちょびこさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子6歳、女の子5歳

    私たちはたくさんの命をいただいて生きています。
    タイトルがストレートなので、少々ドキドキしながら手に取ったのですが、
    絵も可愛らしくどぎつくはないことに安心しました。

    内容は詩なので、すんなり心に響いてくる気がします。
    私は感受性豊かな子供のうちから、この本を知ってほしいと思いました。

    「食べる」という行為から生まれる、人間の残酷さ、命の尊さ、生きていくということ、など。
    私たちはそうでしか生きていけないのです。
    ストレートな表現に過敏になってしまうのは、いろいろな知識を身に着けてしまった大人だから。

    この本を通して食事について改めて考える機会をいただきました。
    子供たちへの食事のマナーを教えるにもいいのかもしれません。
    命をいただくことへの感謝を知れば、自ずと食べ物を大切にしてくれるのではないかな、と思います。

    投稿日:2014/05/21

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    7
  • 誰かのために死ねない人間

    • YUKKEさん
    • 40代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子13歳、女の子6歳

    夕飯を前に、日課のように「私これ嫌いだもん」と
    食べたくありませんアピールをする娘に、
    この本を読んでごらんと手渡しました。
    ひらがなで書かれた詩。
    1年生でも簡単に読めました。

    さて、問題です。
    今日、あなたの夕飯のために死んでくれたのは
    誰でしょうか?
    うし、ぶた、とり、たまご、かつお…。
    これを残したら、この子たちゴミになって
    ここで終わりです。
    でも、残さず食べてあげれば、
    あなたの体の一部になって、
    この子たちはまだまだ生き続けることができます。
    さあ、頑張って全部食べようか!!

    好き嫌いは誰でもあるし、
    食べたくない日もあるかもしれない。
    でも、あなたがあきらめたら
    死んでくれた動物たちの命は
    ここでおしまい。
    誰のためにも死ねないあなたは、
    この子たちのぶんも生きなくてはいけないのです。

    投稿日:2014/07/20

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    3
  • その通りなのですが…

    谷川さんの詩が絵本になったということですが
    字で読むのと絵本で読むのでは大分印象が違うように感じました。
    毎日の食卓で感謝する気持ちを忘れたくはないけれど
    現実は、詩の通りなのだけど 
    小さな子どもが手に取るかもしれない絵本という形では厳しいように思いました。
    あまりにも生々しく、読み聞かせに慣れている想像力豊かな子どもには
    インパクトが強すぎる感じもします。

    投稿日:2014/05/19

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    3
  • どきっとするタイトル

    谷川俊太郎さんの詩は絵本で見るより詩としてじっくり味わいたいです
    あまりにも強烈で 子どもたちに読んであげるのは考えてしまいます

    うし しんでくれた ぼくのために そしてハンバーグになった

    いろんな命をいただいて生きているのだよ
    生かされているのだよということは伝えていかなければならないと思うのですが・・・・
    人間だけが死んだら悲しむとは考えられないのです
    きっと 動物たちも悲しむのでしょう

    私たちは生かされている いろんな命をいただいて 
    「いただきます」  感謝の言葉を忘れ手はいけないと思いました

    この絵本は、やはり子どもには 読むのをためらってしまう絵本です

    投稿日:2014/05/13

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    3
  • 直接的すぎるんですかね

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子2歳

    6歳の少食な長男に読みました。

    私たちが食べる食事は、確かに他の生き物の犠牲の上にあります。私たちは子供達にその大切さを伝えなければなりません。

    でも、他の方のレビューにもありますが、他の動物が人間のために「死んであげた」わけではないのに、「しんでくれた」という表現をすると、なんだかすごく自分勝手な解釈のようで、もやもやしてしまいます。

    こういう直接的な表現だとインパクトばかりが強くて、大事なことが、ただの衝撃で終わってしまいそうな気がするのです。さらにいうと、手元に置いて何度も読み直したい本でもないと思います。難しいですね。

    投稿日:2014/11/25

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    2
  • 谷川さん作で
    新しいんだ!
    「全ページためしよみ」出来る!!
    ありがとうございます

    まず、タイトルにびっくりしたんです
    衝撃的な印象
    言葉だけで
    捉えたら どうなんだろう???と

    でも、絵がハンバーグ???

    「詩」で文字を読む・聞くのと
    「絵本」で「絵」を見ながら読む・聞くのと
    では、違いますよね?

    「命」
    「いただきます」
    の意味ではあると思うのですが
    このタイトルでは
    人間のために「しんでくれた」???
    う〜ん・・・
    人間のおごり?なのでは・・・

    と、
    「命」を「いただきます」から
    「食べる」「生きる」という
    大切で
    ただ単に食べているのではないーという深いことを
    伝えていることだとは思いますが
    初めて逢うお友達のおはなし会では
    この絵本は私は読めません

    ある程度継続的に活動していて
    子ども達との関係もある程度
    出来ていたら
    食育関連で読めるかな・・・とも思いますが

    内容的に、いろいろフォロー出来るように
    読み聞かせおばさんより
    担任の先生が、読んで
    届けて、その後の活動に
    つなげた方がいいと考えます

    いろいろな考え方があり
    正解は、ないと思われます

    たかが、1冊の絵本ではありますが
    受けての子ども達は
    人数分の捉え方をしていると考えます

    「考えさせられる絵本」ではありますが
    評価をどうすればいいのか
    とても困ってしまいました

    投稿日:2014/06/12

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    2
  • 人間のエゴ

    人間が、自分たちも自然の一部であることを忘れて、おごっている姿…谷川さんは、反面教師的に、それを詩にされたのかな…と思いました。
    しんでくれた、という言葉は、考え方によっては、とても自己中心的な言葉です。食べられていく動物は、そんな風に思っていない。生きたいと思っているけど、命を奪われていっていると思うので。

    投稿日:2017/12/13

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