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宮沢賢治の絵本 猫の事務所」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 猫の事務所 作:宮沢 賢治
絵:植垣 歩子
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2014年10月
ISBN:9784895881326
評価スコア 4.09
評価ランキング 26,409
みんなの声 総数 31
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31件見つかりました

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  • いじめの絵本としか思えない内容になっていて、絵本になったのがすごいと思った。猫たちの事務所で、汚いかま猫をみんながさげすみ、所長にまで嘘をふきこんで全員が窯猫を無視しはじめてしまう。泣くかま猫を無視し楽しそうに仕事する他の猫たち。そして獅子が事務所を解散させてしまう。

    結末のあと、どうなったのかが気になりますが、後味が悪くて、いじめはよくないと教えるには良いのではないかと思います。

    文章も古く、難しいかとおもったけれど、娘は古い言葉が面白いと、笑える内容ではないのに面白かったようです。

    投稿日:2014/11/19

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  • 子供には難しいかな

    このお話は、みんなに嫌われている見た目の汚いねこのお話でした。でも、この猫はみんなの事を考えて親切にするのですがそれがいつも裏目に出てしまい、一向にみんなに好かれないのが読んでいてとっても切なくなりました。

    投稿日:2014/11/12

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  • 暗いです

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    猫の事務所で行われている、いじめ?のお話です。読んでいてつらくなりました。最後まで救いはありません。こんな結末??って思ってしまいました。でも、社会では、こういうことありますよね。
    小1には難しいと思いましたが、絵が多いので、一人でもいちおう読めました。「いじめてる猫、本当にひどい!」と怒りながら、娘は読んでいました。

    投稿日:2018/04/19

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  • こういう話だったんだ...

    他の方のレビューにも書かれていますが、やっぱり、この話はいじめを描いた話としか言いようがありません。どんなに努力しても、理不尽ないじめにあうことがあることをそのまま描いていると思います。
    でも、なんか、ごめんなさい。これは、私論ですが、やっぱり宮沢賢治なんですね、暗いんです。そして賢治の願望かのように、最後に、審判が下るって感じの終わり方をして、それも読み手には、前後のつながりがないので、いきなり、バサっと切られた終わり方をするので、話がいまいちなかんじになっているような気がします。
    ただ絵がこの話を理解するのに、とても役立っていると思います。そのバッサリ感がお子さんには分かりづらいかもしれません。

    投稿日:2018/02/04

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  • 賢治の世界にぴったりの絵

    まず表紙で涙を浮かべた黒いねこの顔が半分、大きく描かれているので、この黒いねこに悲しい出来事がある予測ができます。
    表紙をめくると、題名と共にかまどの中に寝ているねこの姿が描かれています。
    「かま猫」という言葉を理解できない現代の子どもたちのために、この絵を最初に見せることで、物語に入りやすいです。

    そして、文章と絵が一体になっていて、とても読みやすいです。
    猫たちの表情も豊かで、室内を色々な角度から描かれているので、自分もその場にいるような感覚になります。

    他の出版社の絵本も読んで、比較してみたくなりました。

    おはなしの内容は賢治らしく、弱い立場のものへの応援に感じました。
    表紙と裏表紙の裏に描かれた木が、寒々しいなかで精一杯、葉をのばしている絵から、葉はなくなっても暖かい背景になっている絵に変わっています。
    おはなしの内容を表していると思いました。

    投稿日:2015/11/15

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  • 読んでいてつらくなりました

    この絵本のタイトルはどこかで聞いたことがあっても、読んだ
    ことがなかったので、内容を知らなかった私です。
    ううむ。こんなにもつらいお話だったとは。
    「いじめ」は、悲しいけれど、確実に世の中に存在していて。
    だから、こういうお話がある、というのも大切なことなのかも
    しれませんが・・それでもつらかったなあ。
    私は猫が好きなので、好きな猫がいじめをするような悪い性格
    だったり、いじめられてしまうようなつらいことだったりする
    というのも悲しかったです。
    最後に獅子が登場して、全部消えてなくなることになるのですが
    確かに、こんな風にしてかいさーん!としてしまうのが、いじめ
    には一番効くのかもしれないな、なんて思いました。

    投稿日:2015/10/15

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  • 想像する力

    5歳の息子が猫の表紙を気に入り、ジャケ買いした『猫の事務所』が手元に届きました。
    「読んで!」と さっそくせがまれましたが、夕餉の支度に忙しく、「後でね。」とだけ言い、バタバタしていると、諦めたのか、一つ下の弟と表紙を眺めたり、ペラペラページをめくり始めていました。
    「猫の学校かな?」「おべんきょしてる。」
    と興味深そうに二人で見ていましたが、
    「泣いてるー!」「がっしゃーんってなっちゃってるよ。」
    の声に、私も首を伸ばして絵をみると、いじわるそうな猫に、おいつめられた猫の困り果てた顔。
    「楽しいお話ではないのかな。」と思いました。

    そして 夜、ようやくゆったりした気持ちで絵本を読み始め、学校→事務所、おべんきょ→仕事 と理解できましたが、その内容には、思わず絶句。 横で静かに聞いている息子が どう思っているのかドキドキしてしまうほど、胸が苦しくなるお話でした。
    本を閉じると、そのまま目をつぶって眠ってしまった息子ですが、その寝顔を見ていると、絵を見て感じとる力が、人の気持ちや 自分のすべきことを想像できる力に育ってほしいと願わずにはいられませんでした。

    息子がもっと大きくなった時、一緒に読んだらどう思うだろう、と考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2015/10/14

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  • 切ない…

    表紙の絵を見て息子は「ねこちゃん泣いとるなぁ」と。どんなお話だろう?と読み始めましたが、6歳の息子にはなかなか理解するのは難しいようでした。大人向けの絵本だと思います。何か訴えるものがある宮沢賢治作品ですが、読み終えるとなんとも切ない気持ちになったお話でした。

    投稿日:2015/10/14

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  • いつの時代にもいじめはあったのでしょう

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子3歳

    明らかにいじめを題材にした話ですよね。

    「いじめ」というと最近になって現れた社会現象のようですが、人間が社会を作って暮らすからには、誰かをいじめてストレスを発散したり、悪者を作り出すことで残りの者たちが結束したり、そんなことはきっとずっと以前からあったのでしょう。

    絵が、淡々としているようで、猫の目にいっぱいたまった涙がとても印象的でした。彼がいじめられても何も言わないところがまた切ないです。

    でも加害者たちにも罰があたったのですよね。そう信じたい結末でした。

    投稿日:2015/10/14

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  • やはり賛成を半分で!

    いつもどこかで、いつの時代もどの地域でも、
    誰も彼もが、かま猫さんと同じ気分を味わっていることでしょう。

    それなりの選抜をくぐり抜けた者達だからといって、
    特に優れているわけでもなく、偉大なことを成し遂げるわけでもなく、
    まして言動は選抜などとはほど遠いです。

    特権意識は肥える一方、他人の足は引っ張り放題、
    陰湿ないじめはエスカレート。

    物語は超強力な外力で終わりを告げるますが、
    現実世界では獅子を待ち望む者がなんと多いことでしょう。

    獅子への希望は更なる混乱を招くのでしょうか?
    やはり賛成を半分にしたほうがいいのでしょう。

    投稿日:2015/10/14

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