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イードのおくりもの」 みんなの声

イードのおくりもの 作:ファウズィア・ギラニ・ウィリアムズ
絵:プロイティ・ロイ
訳:前田 君江
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2017年04月
ISBN:9784895722063
評価スコア 4.29
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みんなの声 総数 6
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  • 思いやりが大笑いに

    インドに住むイスラム教徒の話。
    ラマダン(断食)明けのお祝い、イードの贈り物を、家族に買った男は、店の主人に進められ自分の分にズボンを購入。しかし指四本分長いので裾詰めを頼むが断られ…

    インドにも少数派だが、イスラム教徒が住んでいる。文章を書いた作者はインド北西部にルーツを持つイギリスの家庭で生まれ育つ。英語圏の国でイスラム教徒のための学校に勤め、現在(2017出版、原本は2007年インドで出版)は、アラブ首長国連邦で働いている、という。
    いろんな国や文化に関わっている筆者の人生観や、大事にしているものが絵本からにじみ出ていて興味深い。

    お話自体は、トルコの民話がもとになっているという。
    頓智の効いた面白い話で、ハッピーエンドで楽しく終わる。余分なものをそぎ落とし、わかりやすく、温かみのある絵も素敵だ。イスラムの暮らしと、愉快な家庭生活が楽しめる、ほっこり絵本。
    まだ、日本ではなかなか体験できない感覚で、世界のいろんな人の暮らしや文化に、自然に興味が持てそうな絵本だ。

    投稿日:2021/07/10

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  • みんな優しいです♪

    明日は、ラマダンの終わりを祝うお祭り、”イード”です。

    くつやさんのイスマトは、明日はイードだから、お客さんが次々

    とやってきて靴は、全部売り切りです。自分も急いでイードの贈り

    物を買いに行き、おかみさん・かあさん・娘と自分には、ズボンを

    買ったのですが、ズボンが指4本分短くしてもらいたいけど、明日

    イードだからと断られてしまったので、自分で短く直しました。

    おかみさん・かあさん・娘も同じように、指4本分短くしたので、

    新しいズボンが、つんつるてんになってました(笑)

    優しいし、親孝行だし、よくしてくれるからと、忙しいところを

    裾直しを3人ともしてくれたのでした。イスマトもみんなが忙しい

    からと自分で直しているし、みんな思いやりがあって相手のこと

    を考えている家族だなあと思いました。また、繋ぎ合わせて

    ズボンは、ぴったりの長さになってよかったです♪

    投稿日:2019/04/10

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  • 高学年の読み聞かせに

    「イード」とは、イスラム教徒が行う約1ヶ月の断食「ラマダン」が開けるお祭りのこと。
    日本でいうお正月のように盛大に行われるそうです。
    お話自体は、『くまさんのズボン』と似ていて、小さい子でも楽しめますが、国際の勉強、他の宗教、異文化を知るきっかけになるので高学年の読み聞かせに良さそうです。
    巻末にイスラムの食べ物の紹介などもあり、いろいろと勉強になる1冊だと思います。

    投稿日:2019/01/02

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  • イスラーム教徒の イード(おまつり)のことが良く分かりました
    モスクは以前 モロッコに旅したときに モスクを訪れましたが すごくきれいな モザイクのタイルが印象的でした

    このお話は 靴屋のイトマスが 家族のためにイードの贈り物をかうのです
    自分のはちょっと丈の長いズボンを買いましたが・・・・
    妻にズボンの丈を直してほしいと頼むのですが・・・・ごちそう作りで忙しいからと断られ、お母さんも 娘にも断られて・・・・自分で直すのです

    ところが 優しい夫に断り悪かったと思い直し ズボンの丈を直すのです
    お母さんも娘も同じ思いで・・・・  なんとつんつるてんのズボンに
    なんとも お笑いのようなお話です

    でも 終わりよしで  みんなで モスクへ行くのです

    イスラムの人たちのごちそうのことも良く分かりました

    投稿日:2018/01/30

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  • ラマダン明け

    ラマダンというと断食というイメージはあるのですが、ラマダン明けが盛大なお祭りだということを知りました。
    うきうきしてみんなが聞かざる中、イスマトはつぎあてのあるズボンのまま。
    新しく買ったズボンも裾上げを頼んでも、みんながイードというお祭りの準備で忙しそうです。
    順番に裾を切っていくお話は、『くまさんのずぼん』と似ていますが、後から切り離した生地をつなぎ合わせて、再生させたのはさすがです。
    いろんな食べ物の紹介があって、異文化を知るのにも楽しい絵本だと思います。

    投稿日:2017/06/20

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  • ラマダン最終日の話です。ラマダンと聞いて、すぐにピンとくる人は一体どのくらいいるのでしょうか? でも、昨今は、多くのインドネシア人などイスラム教徒の人が日本に観光で訪れるようになって、昔に比べて確実に増えているのかもしれませんね。

    この話は、そんなイスラム教徒の義務の一つであるラマダンの最後の日の出来事の話です。明日のラマダン明けのイード(祭り)の為に、人々は準備に追われ忙しく、主人公のイスマトも家族の為に贈り物を買います。友人に、自分の分も買ったらどう?と言われて、初めてズボンを1本新調することにしました。ところが、そのズボンが長すぎて... 奥さんやお母さん、娘にすそ上げを頼むのですが、すべて断られ、自分で直すことに..
    その後、イスマトが貧しい人々に喜捨しに出かけている間に、なんとその3人が3人とも、断ったことを後悔して直してあげてしまうのです!! 最初に奥さんがジョキジョキとズボンのすそを切り始めた瞬間、思わず、「はっ!」と声が漏れてしまいました。あ〜、ズボンが〜。

    登場する人物たちの相手を思う気持ちがとても詰まった話でした。とても心温まりました。そして、あとがきに書いてあった、インドのイスラム教徒の数が、エジプト全土のイスラム教徒より多いという事実に驚愕しました。素敵な話でした。是非読んでみてください。

    投稿日:2017/11/28

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