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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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まるのおうさま」 みんなの声

まるのおうさま 作:谷川 俊太郎
絵:粟津 潔
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2023年04月05日
ISBN:9784834084535
評価スコア 4.46
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みんなの声 総数 12
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  • すごい絵本だ・・

    まるのおうさま。

    たくさんの丸が出てきますが、

    自分のほうがより丸い!!と

    それぞれが強気にでています。

    ところどころにある丸の中の目が

    少しこわいな〜と思いました。

    それが怖くないなら小さい子でも

    楽しめると思います。





    投稿日:2024/02/17

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  • 70年代の絵のタッチを楽しむ

    きっと私たち日本人の多くの人が、
     意識しているかどうかはともかく、
     詩人谷川俊太郎さんの言葉に接してきているような気がする。
     詩集で、教科書で、新聞で、雑誌で、
     そして絵本で。
     谷川さんは60年代から現在に至るまで200冊以上の絵本に
     携わってきました。
     つまりは、とても多くの画家やイラストレーターの人たちと一緒になって
     つくってきたことになります。

     そんな谷川さんの活動を「絵本・百貨店」として展示するイベントがありました。
     そのイベントを記念して復刊された絵本の一冊が
     この『まるのおうさま』です。
     絵を描いているのは、粟津潔さん。
     もともとは1971年に「かがくのとも」の作品として生まれて、
     その後2019年に絵本として刊行されています。
     そして、2023年4月に復刊されました。

     印象的なのは、粟津さんの独特な絵と色づかいです。
     たくさんの「まる」が出てきますが、どれひとつ同じではない。
     そんな絵が続きます。
     粟津さんについては少し注釈が必要かもしれない。
     粟津さんはグラフィックデザイナーで、2009年に亡くなっています。
     最近の絵本で粟津さんのようなタッチの作品を見ることは少ないですから
     案外面白い感覚かもしれません。
     この絵本では谷川さんの文もいいけれど、
     粟津さんの絵の迫力がまさっているかもしれません。

     きっと谷川さんはそんな絵との競争も楽しんでいたのではないでしょうか。

    投稿日:2023/06/18

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  • 自分のまる

    なんとも挑発的な絵本です。
    まるの王様を競いながら、最後には自分のまるを書いてみろと宣うのです。
    しかも奇抜で不思議な感覚で展開する絵に、登場する物たちを受けとめられるのはその時代を生きてきた大人たちのような気がします。
    レコードにビリヤード、小学校時代の運動会の玉転がし競走、円周率にコンパス…。
    瞬時に共感できてしまいました。

    まるの王様を自負するお皿が登場して、2ページにして割れてしまいます。
    次に登場するシンバルはタイヤに轢かれてしまいます。
    いろんなまるが登場するけれど、大きいばかりで、次第にデコボコ感が見えてくるのはなぜでしょう。

    谷川俊太郎さんは、完全無欠なまるを目指してはいなかったのです。
    地球だって太陽だって、遠くから見ればまるだけど、実際はデコボコじゃないかと言いたいのです。

    多少デコボコでもいいから、自分自身のまるを書いてみろと、最後に登場するの毛筆で一気に書かれた、つながらないまるでした。
    その勢いに圧倒されました。
    忘れていけないのは、そのまるをかけるのは自分自身です。
    やってみようと思う人の中に、まるは存在します。

    投稿日:2023/06/06

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  • 最初の登場した丸いおさらが、あっという間に割れて粉々になってしまうところは、ドキッとしました。
    なのに次に出てきたシンバルは大笑いしているし、テンポよく次々と丸いものたちが登場しますが、数学的・科学的であり、さらに哲学的な作品です。
    テキスト自体は長くありませんが、よく考えなければ理解できない部分があります。
    さすが谷川俊太郎さんだなぁと、思いました。
    とても魅力的な作品ですが、テキストがあちこち飛んでいたり、セリフっぽい吹き出しもあるので、読み聞かせには使いづらいと思いました。

    投稿日:2020/02/19

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  • まるいおさらが 自分はまるの王様だと言うが・・・・
    つぎつぎ いろんな 丸い物が登場

    そして コンパス 円周率 3.141592・・・・・・・
    私たちが生きている 地球には いろんな まるい物があります

    そして 地球は 自分は まるのおうさまじゃない
    おうさまなんていらないからだ  
    無限に広がる 宇宙

    そして ラストが良い!

    まるをかいてみよう  少しぐらい でこぼだっていい
    自分の まるを 書いてみよう

    こう締めくくられて ホッと します

    おうさまに ならなくていいんだよ
    じぶんの まるがえがけたら
    なかなか 奥の深い 絵本です  

    子どもにも大人にも どうぞ ホッとして読んでみてください

    投稿日:2019/10/23

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  • ”まる”

    ”まるがいっぱい登場します。

    ちょっと理屈っぱい言葉のオンパレードが、少し苦手だなあと

    思いました。自分に自信を持って自分が王様だと思うのも必要

    なことだと思いますが・・・・・・・・

    でも最後お締めくくりの、

    「まるをかいてみよう
    すこしくらい でこばこだっていい
    まるをかいてみよう
    すこしくらい ゆがんだっていい
    まるをかいてみよう
    しろいかみに ちからいっぱい
    じぶんのまるを」
     
      素直に従って”まる”をかきました(笑)

    投稿日:2019/10/19

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  • まるの哲学

    かがくのとも絵本。
    初版は1971年ですが、その世界観は不変ですね。
    いろいろなまるが、自分こそ丸の王様だ!と議論する趣向です。
    そう、いろいろな視点から見ると、あちこちに丸がありますね。
    時空を超えた言葉のスペシャリスト、谷川俊太郎さんの、
    力強いメッセージを体感してほしいです。
    粟津さんの絵は、わかりやすいのに、シュール。
    そこここの視線を、さあ、どう受け止めましょうか。
    小学生から大人まで、滋味深いと思います。

    投稿日:2019/07/29

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  • ちょっと最後は詩のような絵本

    • えがだいさん
    • 40代
    • パパ
    • 和歌山県
    • 女の子5歳

    5歳の子供に読み聞かせ。
    楽しく読んでくれました。
    最初の数ページは「丸い形のものってなんだ?」
    を紹介していく絵本でした。
    ところが後半になるとだんだん不気味になってきます。
    最後のページは詩のような文章でちょっと怖いです。

    投稿日:2019/06/04

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  • 復刻版、嬉しいですね!

    「かがくのとも」は一般書籍化されていないのも多く、なかなか手元に購入できない本も多いので、こういうふうに復刻版として販売されるのは嬉しいですね。
    「まる」について、イラストとともに次々変化していく様が面白い1冊になっています。

    投稿日:2019/04/08

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  • 上から目線が鼻につきました。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子13歳

    「丸い」もの同士が、その丸さを自慢し合って、口げんかしている。という設定になっているのかな?
    字も絵もはっきりしていてとても見やすいのですが、
    出てくるときに「より自分の方が丸い」と、上から目線で登場してくるので、その高飛車な感じが非常に鼻につきました。

    ただ、この絵本を見たことで、世の中の丸いものに脅威を持つお子さんはきっといると思うので、福音館さんの「はじめて出会う科学の絵本」の作りとしては素晴らしいと思います。
    今回の評価はあくまでも自分の好みで、つけさせてもらいました。
    【事務局注:このレビューは、「まるのおうさま」かがくのとも  1971年02月 に寄せられたものです。】

    投稿日:2014/01/04

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