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雪むかえの村」 みんなの声

雪むかえの村 作:竹内 もと代
絵:西村 繁男
出版社:アリス館 アリス館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2004年
ISBN:9784752002840
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,025
みんなの声 総数 7
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  • 雪を迎えるために

    このお話は、ある山奥の村で雪が降る前の夜に子供たちや大人たちも一緒に雪の精のような子供たちを歌で呼んで一緒に祝うというお話でした。最初ひらがなで書いてあった歌の意味が分からなかったのですが、最後に漢字で書かれていて意味が分かりました。本当に雪の降る前にこんな雪の精みたいな子供と一緒に遊べたら、なんてとっても夢のあるお話でした。

    投稿日:2017/01/30

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  • いい意味で想像を裏切る素敵な作品!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子19歳、女の子14歳

    ボランティア仲間に紹介してもらった1冊です。
    とても素敵な作品なので、今購入しようかどうしようか考え中です。
    発行は2004年です。本文の内容も本の作りもあまり時代を感じさせない朴訥とした個性を感じました。
    表紙だけを見ると普通の山村の冬の話かなと、思うじゃないですか〜?
    ところがこの作品はいい意味でその想像を裏切ってくれます。

    最初に見たときは友だちが読んでくれて、ちょっと離れてみていたので、『ん?』くらいでしたが、読み進めるにつれて、もうすっかりこの世界に魅了されてしまいました!!
    白くて小さい何かがいます!!
    最初はひとり(?)…。ふたり…。そのうちいろんなところに見えてきます。
    大人でも見ていてワクワクするんですもの。子どもたちにはお薦めです!!

    こういう「雪むかえ」の風習のある雪国って、このお話のモデルの場所って、あるんでしょうか?
    もしあるのでしたら是非、一度行ってみたいものです。

    投稿日:2015/02/08

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  • 和のファンタジー

     西村先生の作品には、いつも郷愁を感じます。

     この季節に、ピッタリな竹内先生のお話で楽しめます。

     家庭の事情でゆきさと村に住むことになった、主人公のナナちゃん。
     この村の祭りに参加して…。

     あまり見かけなくなった大根干しや、H型の煙突の取り付け。
     薪がたくさん積まれ、冬支度に忙しい、民家の前庭の様子が本当に懐かしいです。

     来う来う
     汝が来る 逢う雪 来う来う
     来う雪 逢う雪 来う来う

     の唄が素敵でした。
     
     雪は次の年の恵みにもなりますが、人の生活を脅かす事も多いものです。
     が、この村はその雪を迎えにいくお祭りがあるというのが素敵です。
     “自然”と優しい気持ちで共存してきたこの村が、本当にあるように思えました。
     
     “和のファンタジー”という言葉があるかどうかわかりませんが、こんな幻想的な体験を絵本を通し経験できて、楽しかった。
     唄を歌っているうちについてきた、雪ん子が、とっても可愛らしかった。
     地面をトンと蹴って、私も迎えにいきたくなりました。

    投稿日:2010/02/01

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  • 晩秋から初冬にぴったり

    季節的に晩秋から初冬になりかけている今の時期がぴったりだと思いました。

    古き良き時代の風景が西村さんの絵で温かく描き出されています。

    雪ん祭で歌われる「ながくる おうゆき こうこう」という歌が耳に残ります。

    どんな意味かと思ったら、最後に漢字で書かれていたのでわかりました。

    雪の精のような白い子どもが出てくる場面が幻想的でした。

    雪の降る前の冷たい風を読みながら思いだしました。

    投稿日:2009/11/20

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  • 子どもは風の子

    不思議なお話に、娘は真剣にジッと聞き入っていました。
    私としては、各地に残る季節の変わり目の祭と伝承を思い出しました。
    八百万の神が信じられていた日本ならではの感覚ですよね。
    かな表記でどう読んでいいのか戸惑った呼び声ですが、最後の漢字を見て納得。とても心地よい音の羅列でした。

    娘も気温差を感じるほどの家に引っ越して初めての冬。前より雪や氷に近い生活を通して、ナナちゃんと心通うものがあったのかもしれません。

    投稿日:2009/01/19

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  • 西村繁男さんの作品

    西村繁男さんの作品だったので選びました。都会からやって来た女の子がだんだんと村の子たちと馴染んでいく様子が良かったです。御婆ちゃんは自分の生まれ育った村に孫を招くことが出来て、雪を迎える伝統のお祭りまでも体験させることが出来て幸せなのだという事が西村さんの絵から伝わってきました。雪と共存して暮らしている村だからこそのお祭りだなと羨ましく思いました。御婆ちゃんと孫の後ろ姿が印象的でした。御婆ちゃんの幸福が伝わってくる絵本でした。

    投稿日:2008/02/05

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  • 一昔前の日本

    この絵本の中の絵を見ていると、なんだか懐かしい日本の田舎の風景を見ているようです。l

    冬を向かえる前に、家の前で大根を洗ったり、煙突をなおしていたり・・・

    この絵を見ているだけで、なんだかあったかな、そして懐かしい気持ちがこみ上げてきました。

    お話もすごく神秘的で素敵です。

    雪を向かえるために、村じゅうの子どもたちが

    『おうゆき こうゆき こうこう』といいながら、

    ねりあるきます。

    そうして、最後には村じゅうの子どもも大人も、集まって雪をむかえるのですが、そのシーンがとっても幻想的で素敵なんです。

    都会から引越ししてきたななちゃんという女の子の微妙な心の変化も見逃せないとっても素敵な絵本。

    ちょっと季節はずれてしまっていますが、秋から冬にかけて読んでほしい、冬なのにあったかな気持ちになる絵本です。

    投稿日:2007/03/30

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