虫・むし・オンステージ! 虫・むし・オンステージ!
写真・文: 森上信夫  出版社: フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
いよいよ夏、真っ盛り。虫たちのアツいステージを見逃すな!!!
まことあつさん 30代・ママ

虫を見る目がかわる
虫好きな息子たちのために 今まで様々…

つつじのむすめ」 みんなの声

つつじのむすめ 作:松谷 みよ子
絵:丸木 俊
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:1974年
ISBN:9784251030054
評価スコア 4.6
評価ランキング 3,666
みんなの声 総数 9
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

9件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  •  この絵本には「民話」という言葉はついていませんが、信州に伝わる民話のようです。調べると、松代と山口村という地名がでてきます。この二つの土地の間には、やはり山がいくつかあるそうです。つつじが美しい場所が、きっとあるのでしょう。その昔、このような激しい恋が実際にあったのでしょうか?それとも誰か、想像をたくましくして、こういうお話を考えた人がいたのでしょうか?

     手の中の米が餅になってしまうほどの激しさと情熱で男を恋い焦がれる娘と、それをだんだん疎ましく感じて、娘を崖から落としてしまう男。なんということ!と驚く一方、冷静に顧みれば、この現代でも、同じような愛憎の事件は、度々報道されています。人の心は、いつの時代も同じようなものなのだと思いました。

     丸木俊さんの絵は、夜の暗闇、山の奥深さを表した黒と、娘の着物、咲き乱れるつつじの花の赤との対比が印象的です。そして、にじみを生かした絵に、人の心の情念のようなものが表れていると感じました。

     初々しい娘が恋の深みに はまっていき、どんどん、面替わりしていく様子には鬼気迫るものがあります。そして、娘は崖から落ちて・・・。切なく悲しい恋のおはなしです。

    投稿日:2015/12/16

    参考になりました
    感謝
    1
  • つつじの

    昔話の読み聞かせをしようと、松谷みよ子さんがかかれた民話を端から探して読んでいたところ、この一冊に出会いました。
    はじめは淡い恋の始まりと、若い2人の燃えるような愛に触れ、次第に胸を高鳴らせながら読んでいました。そして、民話の舞台となった時代にも現代と変わらぬ恋の情熱があったと知り、遠い昔の民話が身近なものである感覚に触れて不思議な気持ちになりました。
    ところが、男が女の様子に異変を感じてから関係が一変します。
    男のように女に恐れを感じながらも、変わらぬ女の愛を知ると男の愛が戻らぬことに涙が流れました。
    こんなに心揺さぶられた民話は、久しぶりに読みました。
    子どもたちには別の民話を読みましたが、これはぜひ恋の甘美に触れた大人の方々にお勧めしたいと思い、レビューを書いた次第です。

    投稿日:2019/12/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 一途な恋というものは

    知らない昔話かな、くらいに気軽に読み始めたのですが、びっくりするほどこわくて恐ろしいお話でした。
    一人の娘の強い恋心。一途な心が魔性のものとなり、若者を苦しめ、最後には悲劇が起こります。
    一途な恋というものは、人を狂わせる魔力があるとは、震える思いでした。
    あやしげな挿絵が、怖さを一層際立たせていてるようでした。

    投稿日:2019/01/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 激しい恋

    大好きな松谷みよ子の絵本だったので図書館から借りてきました。娘の若者を思う激しい気持ちに羨ましいような、結果は疎まれて悲しいのですが、恋愛の怖さを知らされた気持ちです。一生に一度の恋にきっと娘は後悔していないと思いました。真っ赤なつづじは、娘の一途な恋、激しい恋の証しと思いました。

    投稿日:2017/02/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • 燃えるような恋

    恋とは、美しいけど恐ろしい。
    激しく燃え上がるような、若い二人の恋。
    読んでいるだけでも、恐ろしさで震えるようです。
    それでも、たんたんとした語りの文章が、落ち着きを取り戻させてくれたように感じます。
    子供が読むには、かなり大人っぽい内容だったと思います。

    投稿日:2013/05/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • つつじの赤は炎の恋

    つつじの赤は、燃えるようないちずな恋心だったのですね。
    ストレートで無垢な女心は、我をもかえりみず情念の世界に入り込んでしまう。
    凄くて怖いお話でもあります。
    それは魔性でもあり、狂気でもあります。
    でも、この感覚は思春期の軌道上にあるのかも知れません。
    五つの山を越えて夜毎に訪ねてくる女。
    しばらくは良かったけれど、男は憔悴しきってしまいました。
    女の魔性に疑念を抱き、怖れおののいてしまいます。
    それは憎しみに変わり、殺意に変ります。
    激しい恋の世界は、死と隣り合わせの危険を伴っているのでした。

    子どもはどのように感じるのだろう。
    凄い絵本です。
    多分、成長に従って感じ方も変わってくるのでしょうね。
    私だったら、うれしいような怖いような…。
    …、やっぱり逃げてしまうでしょうね。

    投稿日:2011/03/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 涙がでますね 娘の恋に

    大人の 恋いをした女の人ならば この女の人の気持ちが痛いほど分かるでしょう。

    あまりにも ロマンチックで 女の恋心の 深さが 五つの山をこえるエネルギーに

    すごいです!!

    激しい恋いは、彼女の 手に もっている餅米が つきたての 餅になっているなんて・・・・


    丸木さんの 絵は 色気があって 激しくて 芸術そのものですね!

    松谷みよこさんの お話と ぴったりあっています。

    男は、 やせてしまうほど愛し合うのですが・・・・・

    魔性のものと人から言われて  女の人を 山から突き落とすなんて   

    かわいそうすぎます。

    なぜ?  女の人の気持ちが分かってあげれなかったんでしょう・・・

    悲劇に終わる

    恋の話ですね。
    最後の 娘の血がしたたったのか 辺り一面 ツツジの花がさきみだれているようになったと、 締めくくられています。

    涙なくしては 読めませんでした。

    投稿日:2009/10/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 燃えるような

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子2歳

    7歳の娘と読みましたが、もちろん娘にわかるはずもありません。
    若者のとった行動がまったく理解できなかったようで、説明を
    求められて、私も随分困りました…。

    手に持っていたもち米が、一晩かかって5つの山を越えるうちに
    もちに変わる、という娘の情熱を表すかのような話には、
    女の私からすれば、共感とまではいきませんが、幸せな結末であって
    欲しかったと思わずにはいられません。

    その激しさは、表紙の絵が全てを語っているようで、丸木さんの絵は
    本当に凄まじいまでに素晴らしかったです。
    松谷みよ子さんの美しい文章と合わせて、また少し大きくなった娘と
    読めたらいいなと思います。

    投稿日:2008/05/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 恋愛の怖さ

    女性なら誰でもいちどは、この娘のような気持ちになったことがあるでしょう。そして歳を重ねると、この若者の気持ちもわかるようになってきます。殺伐としたけわしいがけの上で、むすめを待ち伏せする若者のすがたに、恋愛の怖さを感じました。女性ならこの話しの結末が悲しいというよりも、美しいと感じるでしょう。

    投稿日:2007/02/27

    参考になりました
    感謝
    0

9件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【連載】10周年でかえってきた! しごとば・取材日記 その9

みんなの声(9人)

絵本の評価(4.6)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット