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かしこいビル」 みんなの声

かしこいビル 作・絵:ウィリアム・ニコルソン
訳:松岡 享子 吉田 新一
出版社:ペンギン社
税込価格:\1,320
発行日:2024年02月03日
ISBN:9784892740510
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,159
みんなの声 総数 51
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51件見つかりました

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  • 古典的な良書

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    ウィリアム・ニコルソンの1926年の作品。
    彼は、実娘のメリーのためにこの作品と、「ふたごの海賊」の2作を描いています。
    特に、この作品は、イギリスの絵本史上、歴史的価値ある作品として位置付けられているとのこと。

    表紙を見て、バートンの作品かなと思って手に取ったのですが、確かに、この作風は多くの絵本作家に影響を与えたのは間違いないでしょう。
    既に、一世紀も前の作品となろうというのに、決して色褪せたものではありません。

    物語は、主人公のエミリーが、おばさんから招待の手紙を貰うシーンから始まります。
    それからが大変。
    持っていく荷物を纏めるのですが、あれやこれやで、トランクに収まりきりません。
    こうした行動って、子供にはありますよね。
    特に良いのは、登場するおもちゃのリアリティ。
    メリーが所有していた実物を描いたとのことなので納得です。
    そこで登場するのが、近衛兵の人形のビル。
    トランクに入れ忘れられてしまい、泣き伏してしまうのです。

    それからのスピード感のある展開が、この絵本の一番の見所でしょう。
    擬人化した人形と人間とのやり取りには、やはり惹きつけられてしまいました。
    人形と人形の関係を、実に丁寧に描いているのに好感が持てます。

    古典作品で、良い味わいを醸し出している作品です。
    絵本を考える上でも、貴重な一冊と言えそうです。

    投稿日:2010/10/26

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    2
  • 持っていたい面白絵本

    面白いです。もっと早く読めばよかった。
    イギリス的面白絵本だと思います。
    メリーのいい加減な感じと、忠誠心に溢れた感じのビルの取り合わせが
    すごいです。
    シンバル持って走っているところが笑えます。
    さらっと、塗り絵のような絵もすごく好きです。

    投稿日:2018/02/02

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    1
  • ビル!

    偶然、展覧会でウィリアム・ニコルソンの絵をみました。年代は古くても、不思議と新鮮に思える絵が心にのこりました。
    調べてみると、この有名な絵本の作者だとしり、よんでみました。
    やはり、絵がなんとも魅力的。特にビル! その動きのある絵に目が釘付けです。愛らしくて、おかしくて、心にのこる絵本でした。

    投稿日:2017/06/02

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    1
  • ぜひみんなに知られてほしい

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    持ち主に置いていかれたおもちゃのビルが、必死に持ち主を追いかけるお話です。
    ビルの懸命さに心打たれたり、ちょっと笑ってしまったり。
    絵は古いですが、魅力はたっぷりです。一度、読んでみる価値ありの本だと思います。いいものはいいですね。

    投稿日:2017/04/23

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    1
  • 置いていかれたビルが、走る!走る!!

    • ランタナさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    メリーは、おばさんの家に泊まりに行くため、トランクにおもちゃを詰め込みます。
    でも、詰め過ぎで試行錯誤するうち、大切な兵隊の人形・ビルを入れ忘れてしまい・・・。

    よく名作として紹介されており、もう少し長くて固いお話かと思っていましたが
    むしろ文章は短く、走るビルの疾走感あふれる、ユーモラスなお話で
    息子も「結構面白いじゃん。もう1回!」

    私も「かしこいビル」がいちいち可笑しかったです。
    兵隊なのに、泣きすぎでしょう!
    シンバルを手にはめたまま、汽車よりも速く走っちゃうの?
    急いでいたのに、花束を用意していたなんて、紳士すぎるでしょう!

    素朴な手書きの文字と独特な絵は手作り感がいっぱいで
    作者の娘さんへの愛情が伝わってくる気がします。
    3歳くらいのお子さんから、園児さんにおすすめです。

    投稿日:2012/01/17

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    1
  • 朝の絵本にぜひおすすめです。

    軽快なテンポの、スピード感のある、ストーリーがどんどん展開していく絵本です。

    朝起きた時に読むのがおすすめです。

    このテンポのよさ、展開のはやさ、ストーリーの意外性のおもしろさに、眠い目も自然とさめて、元気になりますよ。

    子供を早く起こしたい時、まだ寝ている子に「ごほん読もうか」と声をかけ、それからこの絵本を読むと結構すぐ起きるので、こんなふうに子供を起こしたい時に読んだりもしています。

    意外なストーリー展開と、最後のページがいかにもこれかあ何か始まるよ、と暗示しているかのような絵なのが魅力的です。

    投稿日:2007/12/14

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    1
  • ビルはやっぱり賢いですね!

    • かあぴいさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    おばさんから「遊びにいらっしゃい」と招待の手紙をもらったメリー。早速、トランクに持って行くものを詰め始めます。お人形のスーザンや手袋や靴と一緒に、ビルも連れて行かなきゃ・・・。ビルは近衛兵の人形です。けれどメリーは、何度も詰め直しているうちにビルを入れ忘れてしまったのです。
    とても素朴な感じのする、お話しと絵です。どのお子さんにもお気に入りのおもちゃや洋服などがあるでしょうから、メリーがいろいろ考えて荷物を詰めるところでは、きっとメリーと同じ気持ちになれるでしょう。
    ただ、文章は活字ではなく手書きの文字で書かれているので好き嫌いがあるかもしれませんね。私は、こういうのもいいなぁと思うのですが・・・。

    投稿日:2002/09/22

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    1
  • ビル、驚きの行動

    メリーがおばさんから、うちにあそびにいらっしゃいとお手紙をもらい、せっせと荷づくりをするお話。
    お返事を書き、さっそく張り切っておもちゃをつめるのですが、何度も詰め直しているうちに、大切なビルを忘れて出発してしまいます。
    実はビル、荷づくり中、ビルを置いていくわけにはいかないと言われシンバルをたたいていたり、誰よりも楽しみにしていたのに。。涙の池が出来るほどに泣いている姿も何だかかわいい。
    だからこそ、そのあと、衝撃の行動に出るんですね。

    投稿日:2021/03/28

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  • おばあさんからの手紙 
    メリーはちゃんと お返事しています

    そして ウキウキしてる様子が すごくかわいい
    おとうさんからもらった カバンに おもちゃを詰めている姿

    そして なんと! なんと!  大事な ビルをわすれたんです

    兵隊のビルは 涙流してる
    そして 汽車を追っかけるという ドラマチックな  
    ハラハラ ドキドキ感 

    かしこい ビルに 花束のプレゼント

    女の子の 気持ちがかわいい!

    おばあちゃんに会った姿も想像して 楽しんでいます

    投稿日:2019/09/13

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  • 笑いが出てきました

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    以前読んだのですが、
    すっかり内容を忘れたので
    よく本でお薦めされていて気になったので
    また子どもに読みました。

    子どもも読んだことを忘れていましたが、
    この短くもテンポのいい話に
    特に最後はよかったというより、
    なんだこの話はと、笑いが出てきました。

    子どものお出かけの準備では
    よく見慣れた光景で展開は読めるのですが、
    でも、そこから、ビルが涙を流し、
    全速力で追いかけるなんて、
    もう痛快で、最高です。

    投稿日:2019/08/28

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