「子どもとよむ日本の昔ばなし6 したきりすずめ」 みんなの声

有名な「したきりすずめ」です。「子どもとよむ日本の昔ばなし」とタイトルどおりの、手のひらサイズでとても読みやすいくもん出版の絵本です。
私の好きな言葉の場面は、「おちょんすずめは　どっちへいった　　　したきりすずめは　どっちへいった　　やれかわいやな　かわいやな」と、おちょんすずめを探す言葉に愛情が溢れているし、その場面の野原一面の絵の色彩が気に入りました。

日本の昔話で有名な「したきりすずめ」。
親の私自身も子供の頃から知っているお話で，読んでもしたをきってしまうおばあさんって意地悪で残酷なことをするな〜と思ってしまいます。
その反面，大きい小さいどちらのお土産を選ぶかという場面では，自分だったら〜と想像してしまう楽しさもありますね。
すずめがとても可愛らしくイラストもよかったです！

くもん出版の子供と読む昔話シリーズが好きなのでこの絵本を選びました。お爺さんが自分の子供のように主人公を愛している気持ちが伝わってくる文章に感動しました。特に、当てをたどって何とか主人公の元へと行こうとする姿に感銘を受けました。どんな無理難題でもやってのけられるのは愛しているからだと思いました。愛の力の素晴らしさを感じられる絵本でした。