「へんしんぶうたん!ぶたにへんしん!」に続いての2冊目。
ぶたの変身セットのぶうたんは、世を忍ぶ仮の姿という点が、「遠山の金さん」とか「暴れん坊将軍」などの時代劇のヒーローものを思わせます。ぶうたんは、ぶたの親に育てられた草食ライオンなのです。
お兄ちゃんとお姉ちゃんが、ぶうたんには内緒でこそこそ出かけていきます。ぶうたんが気になって後をつけると、お母さんの誕生日の準備をしているということでした。
一冊目に続いて、ぶうたんの自分の眠れる力を発見してしまいました。三冊目もあるそうなのですが、ぶうたん、このままぶたの家族の中で、生きていけるのかな?それが、とっても気になっています。3冊目もぜひ読んでみたいです。
息子は、このお話をおもしろ系と位置付けていますが、私はぶうたんの生い立ちを思うと、単純におもしろ系と思えません。
息子いわく「だって、この絵(絵はきたがわめぐみ)、すっごくおもしろいじゃん」ということです。