兄弟よりも力が無くて、のろまなブーは、おっぱいのときにも寝るときにも、ママの一番乗りにはなれません。
ママを独り占めしたいという思いで、ママになってくれる人を探しに出かけます。
ヤギのおばさんが、ママになってくれたけど、独り占めにしてもうれしくありません。
やっぱり、兄弟と、本物のママと一緒にいたいと、みんなのところに戻ってきます。
ブーの寂しさと、ママにもっと見てほしいという強い思いを感じました。
兄弟がいっぱいいると、みんなを平等に見ていくのは大変なのかもしれません。
保育園でも、子どもたちが一度に「抱っこして」と来ると、「順番ね」と言うことがよくあります。たしかに、最後の子はいつも最後になってしまうんですよね……その子がブーと重なりました。
みんな平等に…難しいけど、心がけなくては……