「まほうよりもすごいもの」 みんなの声

このお話は、魔女のおばあさんが魔法を使わないで物事をする方がずっとステキっていう事に気が付いて、なんにでも頑張るお話でした。斧おばあさんが仲良くしているのが三匹のもりの動物たち。この三匹はおばあさんの魔法をあてにしているのですが、そんな三匹におばあさんは素敵な魔法を教えてあげました。本当はそれは魔法でなくてただの言葉なのですが、三匹は気持ちが強くなって何でもできるように！！心のパワーってすごいですね。

愛らし動物たちが温かいタッチで、描かれている表紙に惹かれ、
図書館で借りました。

なかなかできなくて悩んでいることって誰でもあること、そして、
それは時に、何とかして誰かを助けてあげたいという強い気持ちが、
自分を無我夢中にさせて、自然と克服できてしまうことがある。

それは、魔法よりも、すごいもの。

誰もが持っているもの。

もうすぐ幼稚園に入る娘にも、この絵本を読んだあとに、
お友達に思ったことを言えないで、困ったときには、
『スープラプイッ！』って言うとできるかもよと教えると、
自分にもできるかもしれないと少し勇気をもらった表情をしていました。

魔法を使うことは簡単なことだけど、自分自身で成し遂げることの
感動より勇気と自信が持てるようになるもはないと、教えてくれる
すばらしい絵本でした。

魔法使いのおばあさんが魔法よりも大切なものを教えてくれるお話。
この本を子供たちに読んでから、プールを習ったばかりの４歳の娘は「スープラプイって言うたらお水の中にもぐれるかな？」と私にきいてきました。私は「もちろん、もぐれるよ〜」と。６歳の息子も夜に一人でトイレに行くのが怖いもんだから「スープラプイ！」と気合を入れて走って行っていました（笑）これからもこどもたちの心に残って子供たちの力になってくれると期待しています。

まだ息子は、ちいさいので大きくなったら読んであげたいと思う内容でした。みんなは、魔法使いは、魔法が使えて羨ましいと思うことがほとんどだとおもいますが、魔法よりももっとすごいものでみんなが持っているもの、相手を思う気持ちや強い心が大切なんだということが子どもにわかりやすく伝えられる本です。

　魔法よりも凄いものって、興味津々で読み終えたら、
勇気と自信は魔法より勝ることが分かりました。
くま、きつね、ふくろうは、強くなりたかったのですが、魔法使いのジョジョさんはけして、魔法をかけてくれませんでした。
ジョジョさんの病気をきっかけに、みんなはおくすりスープを作ろうと水と木の実を探しに冒険に出かけます。
何とも微笑ましく、今の息子にぴったりの本でした。
絵も優しくて、とっても可愛い。