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きんいろのきつね」 みんなの声

きんいろのきつね 作:大川 悦生
絵:赤羽 末吉
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1968年11月
ISBN:9784591003947
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,897
みんなの声 総数 12
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12件見つかりました

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  • 大人向けの昔話

    子供にも読みましたが、難しかった様子です。
    中国の「殷」や「遣唐使船」など、歴史的な事柄が出てくるので、大人としては読み応えがあって、とても面白かったです。
    スケールの大きいお話なので、大きくなっても楽しめることでしょう。

    投稿日:2013/01/07

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    1
  • 殺生石物語

    この世のものとも思われない一匹の女狐が生まれ出て、目玉はらんらんと照り輝きふっさりとした金色の毛で包まれ長い尾が9つに裂けておったのがとても怖いです。親から可愛がられて育ったのならまた違う一生を終えたと思いました。中国やインドを荒らしまわった恐ろしい女狐が日本へ渡ってきた大スケールの大きさにびっくりでした。どの国でも男は美しい人には弱い者、女のいいなりになるものだと思いました。日本で退治出来て、殺生石となることが出来て今が今まで辺りの人びとを恐れさせていても女狐自体が案外ほっとしているのかも知れないと思いました。

    投稿日:2011/08/02

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  • 歴史的おはなしをあかば作品で

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    また、見っけ!あかば氏作品!!

    1968年初版ですよ!
    素晴らしい

    って、なんで知らなかったんだろう・・・

    話は、壮大で
    組み合わせ?のような
    歴史をもう1度復習しないと・・・(^^ゞ
    みたいな

    ただの昔話ではありません
    読み応えあり!です

    投稿日:2011/01/26

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    1
  • 壮大な昔話

    日本だけでなく、インドや中国を渡ってやってきた九尾のきつねということで、壮大な昔話だなあと思いました。

    殺生石という石の由来ともなった話というと、そこにはこんなお話があっても不思議ではないと思わせるものがありました。

    実際にこのような魔力のあるきつねがいたら本当におそろしいと思います。

    絵は赤羽さんで、魔力のある不思議な狐の様子をよく描いていて、ぞくっとするような怖さがある場面がありました。

    投稿日:2011/01/02

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    1
  • スケールが大きい!

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    赤羽末吉さんの絵です。
    ぜひ、絵本をひろげて表紙と裏表紙をいっしょに見て欲しい。
    ぐわぁ〜んと、漆黒の闇にひろがる不思議なキツネには尾が7つ。
    そしてそのキツネの表情・まなざしの妖艶なこと。
    ぞくっとします。

    読んでみると、小さな子にはちょっと難しいかも。
    だけどとてもスケールが大きくて、怪しくて・・そしてちょっとなまめかしさもあり・・。
    日本の朝廷だったり、中国やインドでも壮大な災い(飢饉・火事・騒乱・・)をひきおこす魔物のキツネ。
    最後は武士たちが大勢弓矢を持って、退治にでます。
    ダイナミックで荘厳で・・・黒澤明の映画「乱」みたいな空気を感じました。
    いやーすごい絵本に触れたな・・・という読後感。
    5歳の息子は「怖かった」と一言。

    でも怖くても一度は手にとって損はない1冊だと思います。
    絵本の幅が広がったかも。

    投稿日:2010/11/16

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    1
  • 学校にもきんいろのきつねはあります!

    • 桜姫さん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 沖縄県

    初めて読んだのが小2の頃ですかね?(聞いて分かるわけねーだろ)今でも大好きです。あの、「ぎゃおおーん」と言う悲鳴が何とも言えません。友達と一緒に読んでいて、1分くらい沈黙が続きましたからね(笑
    後で、「一体何だったんだろうね」と話した次第です。
    友達は、この話を読んだ日は少し眠りづらかったとか…。
    この話はとても面白いのですが、少し怖い???
    殺生石って本当にあるそうですね。(知らなかったのかよ…
    本当の話?(さすがに違うと思うよ…。

    でも、すっごく面白くて心に残ります。この話は桃太郎のように有名ではないですから知っている人も少ないみたいですが、この話には引き寄せられる何かがあると思います。
    親に知っているか聞いたところ知らないそうです。(泣
    買ってもらおうかな?(笑

    学校でも、この話を読む人を見た事はないですね。私だけ?
    皆こういうのには興味ないのかな…。 初めて読んだとき以来全然読んでなかったんですが、この間久しぶりに読んで何となく懐かしかったです。(まだお前にそんな言葉は早い)

    私ぐらい(小5です)か、私より少し下の年の子供さんがいる大人の方にはオススメです^^

    投稿日:2007/04/30

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    1
  • 映画をみているようです。

    きんいろのきつね 「殺生石ものがたり」より
    きつねの昔話が、中国 インド までいき王様のお妃になり人間を困らせていた。

    怨念 とも言えるものです。

    きつねの顔は、こわくて、しっぽが九つもある。こわ〜いお話です。

    赤羽末吉さんの絵は映画の世界のように動きがあり、こわくて、しかも躍動感があります。
    クライマックスのきつねが 矢にさされたところなどは、映画の世界に引きこまれた気がしました!

    ぎゃおおーん
    きつねのひめいが、おおきな声で聞こえるようです!
    まさに  映画の世界に入っていました。

    歴史もあり、占い師が出てくるところなど、安倍晴明のように思えました。

    子供によんであげるなら、紙芝居か映画のように,読んであげたいですね!

    殺生石  ちょっと難しいですが、人間を越えたものを感じます。

    きつねが夢にでてきそうです。

    投稿日:2006/09/03

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  • 殺生石の由来

    小学1年生の娘が読書月間で、学校からのおすすめ本の中にあげられていたので図書館で拝借してきました。住んでいるところが関東だからこの昔話?と思いました。地元がこちらではないので、殺生石のことを知らずに読んだのですが、とても面白かったです。

    投稿日:2023/10/21

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  • スケールの大きな日本の伝説の1つ。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    あとがきに著者の大川さんが書かれていますが、
    これは栃木県那須町・那須湯本温泉にある「殺生石」から生まれた物語(伝説)で、古くから能の舞台の1つとして取り上げられているので、誰がいつ考えたかはわかりませんが、歴史のあるお話です。

    ここに登場する九尾の狐は昔話には結構登場する悪役ですが、このお話では日本のみならず中国やインドにまで出張してしまうという、かなりスケールの大きな仕事をやってのけています。
    こういうのを最初に考えた人はほんとにすごい想像力だと思います。

    お話の展開も面白いですが、赤羽さんの絵も素敵なので、機会があったぜひ読んでほしい作品です。
    読み聞かせに使うなら小学校高学年以上のお子さんたちに!
    その時には、出来たら大川さんのあとがきも読んであげたいですね。

    投稿日:2017/01/13

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  • 有史以前から生きている化け狐の話。
    中国、インド、日本と歴史と国を飛び回り、人をバカしては悪事を働くキツネの性は、少し薄気味悪くもあります。
    陰陽師安倍泰成をはじめ、登場人物を見るとスケールの大きな昔話絵巻です。
    最期に金のキツネはやられてしまいますが、那須野が原の殺生石のいわれにつながる話として、よくもここまで練り上げられたものだと感心しました。

    投稿日:2013/08/18

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