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ロボット・カミイ」 みんなの声

ロボット・カミイ 作:古田 足日
絵:堀内 誠一
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1970年03月
ISBN:9784834002287
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,235
みんなの声 総数 57
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57件見つかりました

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  • 子供社会ってわりと大人

    • ぽめらにーさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、女の子3歳

    わがままなロボット・カミイをめぐって、園児達が泣いたり、笑ったり、けんかしたり。
    問題が発生してもみんなで話し合って解決していく様が見どころだと思います。
    しっかり考え、意見をいいあって、ルールを自らで作り出したりします。
    子供社会って意外と自治が成り立っているようで感心しました。
    特に私をうならせたのは、たけしの言葉です。
    お店やさんごっこでカミイは意地悪ばかりするので、一人グループにさせられてしまいます。「一人でへいき。せいせいする」と豪語するカミイですが、実際商品を作ったり飾り付けをしたりするのは一人ではうまくできず、お客さんが入りません。他のグループのお店が大繁盛しているだけに、みんなカミイがかわいそうになるのですが、その時のたけしの言葉がとっても素敵。
    「なんだ、あいつ。一人のほうがせいせいすると言ったくせに、少しも売れない店じゃないか。早く売れるようにしなくちゃ。」
    その後、カミイが「僕の店にもテレビと電気スタンドがありますよう」って叫んだらお客さんが入ります。その様子をたけしが見て、ほっとするのです。
    可哀想だから手伝ってあげよう、ではなくて、ガンバレと見守っている姿はとても幼稚園生とは思えません。また、ただいじけてるだけじゃなく、声を出したカミイもとても立派です。
    こんなやさしさと強さを我が子にも感じてもらいたいものです。
    長いので分けて読もうと思っていたのですが、一生懸命聞き入っていたので一気に読んでしまいました。でも、疲れたのでやっぱり2回くらいに分ければよかったです(笑)

    投稿日:2011/02/26

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    5
  • うれし涙ってあるんだよ

    カミイは、幼稚園児のたけしとようこが段ボールから作ったロボット。わがままで自分勝手、いばりんぼうで泣き虫のカミイ。幼稚園で大暴れして、たけしとようこは、ハラハラ…。でも親心なのか、たけしとようこは、カミイをかばったり、やさしくなぐさめたりします。でも、あまりのひどさに、カミイは一人ぼっちになってしまいます。

    途中、あまりの自分勝手さに読んでいた娘も怒り出しましたが、最後は涙、涙…。
    いつも、悔し涙、悲しい涙ばかり流していたカミイが、最後にうれし涙を流す場面、感動します。

    結構長い本なので、一度に読み聞かせるのは大変ですが、少しずつでも読んであげられたら良いと思います。

    投稿日:2010/10/28

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    5
  • 素敵な本です

    たけしとようこが作ったロボットのカミイ。彼はわがままで、いばりんぼで、泣き虫で、幼稚園でいろんな騒動を起こします。それを見て、たけしとようこは、はらはら。カミイを怒ったり、時にはカミイの苦手な水をかけて悪さを止めさせようとします。しかしそれでも、もも組の子供たちの反感を買い、とうとうひとりグループになってしまいます。
    ひとりグループのカミイは「ひとりだってへいきだもん」といっていますが、とてもさびしそう。それを見て、たけしとようこは、カミイを心配します。
    そんなたけしとようこはすごいなと思いました。まるで自分の子供を見守る親のように、カミイを見守っています。こんな風に子供が、自分のまわりの小さい子に接することができたら素敵ですよね。
    後半、カミイはもも組の子に向かって暴走してくるトラックを止めたために、ぺしゃんこになって病院に運ばれていきます。このシーンは息子のお気に入りです(カミイ、かっこいいもんね)。
    カミイは死んでしまうのですが、もも組の子供たちがそのことを聞かされるシーンが、とてもいい感じです。「死」というのは子供にはなかなか理解しにくいですか、このシーンで死について少しわかるかと思います。
    話の内容は面白く、息子も気に入っていますが、本当に理解できるのは、5歳以上かな。集団生活の中でうまくいかないことがあったとき、この本は大切なことを教えてくれるような気がします。

    投稿日:2004/01/01

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    4
  • 皆で成長する子供たち

    児童文学を子供より少し先取りして読めば子供への理解の助けになると何かで読んだことがあり、試しに読んでみた本の1冊です。

    紙からロボットが生まれてくる不思議、幼稚園に一緒に行く楽しみ、想像外に乱暴なカミイ、子供たちにとっての大事件が次々起こります。

    でもまさかカミイが最後に死ぬとは思いませんでした。喧嘩やトラブルを通してさえも、幼稚園の子供たちはカミイのことが好きになっていたことが、この場面になって初めて確認されます。カミイを送り出した後、子供たちはどんなにか成長していることでしょう。

    集団生活の中での子供の成長というものを少し理解できた本でした。

    投稿日:2011/09/07

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    3
  • 最後にびっくり!

    ロボット好きの息子に・・・ということで、借りてきたのですが、
    いやああまりにも奥の深い内容にびっくりでした。

    息子はロボットだからというより、
    主人公カミィのわがままな身勝手に呆然。
    その上、泣き虫ときた!
    息子からしてもびっくりするレベルなんですよね。
    でもそれがかえって新鮮というか、
    お話の世界にぐぐっと引き込まれるようです。

    親からしてみると、園生活において、あるいは家での生活など日常において、
    カミィみたいなわがままぶり、そして泣いてごまかそうとするあたり、
    息子にもあるなあ・・・とついつい思ってしまいました。

    でも何より驚いたのが、最後の展開でした。
    うわあ、読みながら、親の私がドキドキしてしまいました。
    子供にどんなふうに捉えるんだろう、
    大丈夫かなあと心配していたのですが、
    いい意味でものを大切にするや死というものを理解するきっかけになったじゃないかなあと思いました。

    かなりの分量がありますので、やはり年長さん以上がいいかなあと思います!

    投稿日:2007/11/07

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    2
  • 個人的に「カミィ」は好きになれません。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    実は、私、この話どうも好きになれません。
    とっても有名な作品で、子どもの頃にも読んでもらったような、自分で読んだような…で、知っていました。
    自分の子どもたちには読みませんでしたが、読んでくれる人はあちこちにいるもので、子育て中も何回かであってきた作品です。

    今回、ナビの感想募集にあったので、何年かぶりに改めて自分で読みなおしました。
    ダンボールで幼稚園児が作ったロボットが、動き出したりしゃべったりするのは、発想として面白いです。
    子どもたちの付き合いの中から、何となくカミィの心が成長していく過程も素晴らしいと思います。

    でも、やっぱり私はカミィが好きになれませんでした…。カミィの傍若無人ぶりがどうも鼻についてしまうんです。
    子どもたちは読んでもらうと喜んで聞いているので、好き嫌いは個人差があるものの、4,5歳児から小学校低学年くらいのお子さんたちには人気のお話の1つではないでしょうか?

    投稿日:2011/08/28

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    1
  • イイやつ♪

    最近は幼年童話も抵抗なく読めるようになってきました。
    始めは父親に読み聞かせてもらい、カミイの口調に大笑いしながら聞いていましたが、
    続きが気になったのか、
    「カミイはいいやつかな、わるいやつかな・・・」
    とわくわくしながら自分でも読み進めていました。

    投稿日:2011/08/28

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    1
  • 一気に読んでしまいました。

    古田足日さんの作品にはまって「おしいれのぼうけん」「ダンプえんちょうやっつけた」と立て続けに読みました♪
    息子が6歳の時、幼年童話を読み始めたばかりの頃でしたが、長文にもかかわらず夢中で聞いていて、私も続きを読みたくて読みたくて、長くかかりましたが一気に読んでしまいました。

    やりたい放題のカミイですが、子どもらしい素直で感じやすい心が手に取るように分かって、最後はホロッと涙が。。。
    幼稚園の子ども達が、戸惑いながらもカミイを受け入れていくところも印象的で、とてもあたたかいお話でした。

    古田さんの作品は、作品の中の世界がどれもイキイキしていて、いつのまにか入り込んでしまって、全く長さを感じません。
    幼年童話の読み始めに、ぜひぜひオススメしたいです。

    投稿日:2011/08/21

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    1
  • こども社会が描かれています!

    • よしの770さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、女の子3歳、女の子1歳

    カミイは、幼稚園児のたけしとようこがつくった段ボール(かみ)製のロボット。とにかくやりたい放題するのですが、憎めないやつなのです。

    カミイと幼稚園のお友達とのやりとりをみていると、カミイの言動は本来のこどもらしいふるまいで、まわりのお友達のふるまいは、こどもを取り囲む親はじめ大人たちの、いわゆる「常識」あるふるまいにも似ているように感じられます。

    カミイとこどもたちのやりとりについて、親子で色々と語り合うのもいいのではないかと思います。

    最後の結末は・・・ちょっと意外な展開でしたが、感動的です。

    投稿日:2011/07/26

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    1
  • なつかしいなぁ〜

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    小学校1年生の時、学校の図書室から借りて読みました。
    カラフルな表紙、本当に懐かしいです。

    舞台は幼稚園だし、カミィはワガママ・意地悪だしで、
    感情移入して読みはしませんでしたが、
    面白くてグイグイお話に惹きこまれ、
    交通事故で潰れてしまったカミィの姿、衝撃的で今でも覚えてます。
    色々あったけれどハッピーエンド、という終わり方に、
    何だかとてもホッとしました。

    登場する子達くらいの年齢になったら、
    娘たちに読み聞かせてあげたいと思っています。

    投稿日:2011/01/24

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