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淀川ものがたり お船がきた日」 みんなの声

淀川ものがたり お船がきた日 作:小林 豊
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2013年10月09日
ISBN:9784001112405
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 5
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  • 朝鮮通信使のお話

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子17歳、女の子12歳

    江戸時代などの歴史に興味があるので読みました。
    朝鮮通信使のお話の絵本ということが画期的だと思います。
    しかも絵が素晴らしい!

    うちの子どもたちは、題名だけ見て「黒船?」と聞いてきました。
    これをきっかけに少しは理解できたのではないでしょうか。

    よく「近くて遠い国」と称されますが、絵本で身近に感じることができました。
    高学年の読み聞かせにも利用したいです。

    投稿日:2014/08/08

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  • 小林豊さんの研究力作だと思いました。
    江戸時代に朝鮮から大阪経由で江戸を訪れた使節団。
    記録と想像力を基に描いたお話だということなので、必ずしも事実とは違うかもしれません。
    でも、朝鮮からの使節団が九州ではなく、大阪で上陸したこと、大阪といっても海岸ではなく、淀川を上ってから江戸を目指したことを軸にして、当時の文化、地形を考えながら作り上げた物語に、ロマンを感じます。
    地味な作品ではあるけれど、歴史が庶民の生活と隣接しているのだと教えられました。

    投稿日:2014/01/09

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  • 新しい時代の風と希望

    1711年、朝鮮から30年ぶりに「通信使」と呼ばれる使節団がやってきた。総員500名あまりの人々が海路、川船、陸路を伝い、江戸まで進む。大阪をはじめ沿道での大歓迎を受け、使節団と交流した人々の様子を描く絵本。

    巻末に解説・作者の思いが書かれている。絵本の話の前後の時代背景などがわかり、理解が深まる。

    この話は、庶民には情報が届かなかった時代に、外国人がやってくることに対する素朴な反応を描いている。
    過去にあった戦争で大変な思いをした祖先の気持ちを大事に持ち続けている朝鮮の使節団の人と、おおよそ100年たってすっかり忘れてのんきに歓迎している日本の庶民たち。朝鮮から連れてこられた人の子孫が、祖先の国の人に会うためにわざわざやってきて思いを果たす様子…いろんな人の思いが、ひとりひとりに描かれ、それぞれの人生や思いがしのばれる。

    国と国とが、政治の問題、戦争などがあったとしても、庶民の交流は、単純に人と人との出会いなのだと思う。
    いろんな問題が未解決でいまだに残っている朝鮮半島と日本であるけど、私は隣の国の人たちと温かい交流ができると思っている。

    外国から来た立派な使節団を見て、一心に追いかけた少年たちは、きっと素晴らしい未来を想像したのだろう。
    素敵な思い出を胸に、時代がどんどん変わっていく風を感じたのだと思う。
    多くの人々が、いろんな刺激を受けて、新しい風を感じたり、知っている世界が広がっていく感動を覚えたと思うと、本のこちら側で見物している読者の私も、感動が伝わってきた。

    世界にいろんな人があって、いろんな問題があったとしても、明るく楽しい未来を作っていける交流ができますように!
    この本は大人になってから読むと、深く心に響くと思う。

    投稿日:2022/09/08

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  • 大阪の人々の歓喜

    韓国、朝鮮の歴史に興味があるので、映画やドラマを興味深く見ています。
    色鮮やかな衣装、自然界の音を奏でているような音楽。画面を通して見ていても心がおどります。
    江戸時代、それも生で見るのですから、大阪の人々が熱狂するのも想像できます。

    日本は、朝鮮が4国に分かれていた頃から深く関わってきました。
    両国の歴史を知ることが、これからの日本を支える子どもたちに必要ではないかと思います。
    他国に興味を持てる絵本を、子どもたちにいっぱい読んでもらいたいです。

    投稿日:2014/03/02

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  • 今伝えたいことを使節団訪問で描いている

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子13歳

    本当にあった朝鮮からの使節団と淀川周辺の村の人たちの交流のお話。
    もっとも朝鮮の使節団の人たちは、江戸へ行くため仁淀川を通ったらしいです。
    なぜ、わざわざ京都の伏見辺りに上陸して、そこから内陸を歩いていったんでしょう?この作品ではこの旅路の経路を選んだ説明は一切載っていませんでした。

    小林豊さんがこのお話を書かれた理由とお話しについての説明が後書きに載っています。
    大きな地震やアジア大陸の国々との関係など、今小林さんが伝えたいものが描かれていたのだと、改めて感じました。

    作品そのものは記録ドラマみたいな内容ですが、
    当時の服装や町並み、使節団の人たちの衣装などじっくり見ると見応えがあります。
    読み聞かせ等で使うなら、小学校の高学年くらいの子どもたちに
    小林さんの後書きをかいつまんで入れながら読んでみたいです。

    投稿日:2014/01/31

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