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ぼくは海になった 東日本大震災で消えた小さな命の物語」 みんなの声

ぼくは海になった 東日本大震災で消えた小さな命の物語 作・絵:うさ
出版社:くもん出版
税込価格:\1,430
発行日:2014年03月11日
ISBN:9784774322360
評価スコア 4.29
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  • とても悲しい事実

    私はペットを飼ったことがないので、この絵本を読むまで、震災後の動物たちの運命のことまで考えが及びませんでした。
    緊急事態で人間が優先されるのは、しょうがないことではあります。
    ですが、ペットのことを家族同然に思っていた方々にとっては、とても辛い現実ですね。
    人間と同じように保護されていたら失わないでいられた命があったということも知って、とても切ない気持ちになりました。
    仕方がないことではありますが、とても悲しい事実でした。

    投稿日:2023/03/10

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  • 心に寄り添うお話

    東日本大震災の時に失われたのは、人間の命だけではない。
    ペットや家畜の命も多く失われていったのだ・・・と改めて痛感させられるお話でした。

    海に流されたペットは、人間と違って捜索してもらえない。
    見つかっても引き上げてもらえない。
    人間優先でしょうから、仕方ないかもしれませんが、日々一緒に暮らし、愛情を注いできた飼い主さんからすると、本当につらいことだったでしょう。
    そんな気持ちに寄り添うように、チョビは飼い主のたえちゃんのもとに戻ってきます。

    読み進めていくと、大人なら、チョビの運命がどんなものだったのかを読み取ることが出来るのですが、一緒に読んでいた息子にはなかなか分からなかったようで、「チョビはそばにいるのにね」と不思議そうでした。

    けれどそれはまさに、この本の描いている情景そのもので、見えないけれどそばにいる、そんな感じでした。

    見えないけれどそばにいるよ。

    その気持ちがあふれ出る、哀しいけれど温かな、そんなお話でした。

    投稿日:2020/02/24

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  • 本当にそうかもしれない

    全ページためしよみで読ませていただきました。このお話は東日本大震災でなくなった犬と人間、残った家族のお話です。ペットにとっても震災は大きな災害でした。家族の一員として暮らすペットも、大災害となると、人間の命が優先されます。それは、仕方のないことかもしれませんが、辛いことです。
    いろいろ考えさせられました。

    投稿日:2019/05/18

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  • 小さな命

    あの震災で失われた多くの命には
    動物たちも含まれていたのだと
    再認識させられました。

    ゆかり深い人、場所・・そして、かわいがっていた動物たち。

    この絵本に出てくる犬、ちょびも
    そんなかわいがられていた動物の一匹で
    大事に思うお母さんの場所を伝えるという使命を終えて
    本当の意味で天に召されていきます。

    優しい色合いで語られる絵が
    一層の切なさを誘います。

    投稿日:2017/03/12

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  • 動物たちの犠牲

    読み終えてしばらくは、他のことを考えられませんでした。
    あの津波の犠牲になったチョビは、助かったたえちゃんに自分のこと、一緒に犠牲になったお母さんのことを伝えようと一生懸命です。
    それにたえちゃんが気づかないことが哀れです。
    亡くなった人間は引き揚げられて供養されるのに、ペットたちはそのままにされたことが哀れです。
    お母さんの遺体だと証明できたきっかけが、シャツに残っていたチョビの毛だったということが哀れです。
    何より事実を基に創作された話だということが哀れです。
    この悲しみが繰り返されないことを祈るばかりです。

    投稿日:2016/01/28

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  • 考えさせられます!させられます。

    実際に飼い主さん(たえちゃん)のお話を元に作られて絵本ということで,東日本大震災後の被災地の方々の悲しみや不安ややるせなさを絵本を通して思い知らされました。
    この絵本は,犬を主人公のぼくとして描かれているので,子供にもわかりやすく読みやすいと思いました。
    震災でたくさんの人達たくさんの動物達の命が失われたこと,生き残った人たちの悲しみ,風化させずにいきたいです。
    たえちゃんの手紙がまた涙をさそいました。
    きっとみんな見守ってくれています。

    投稿日:2015/03/12

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