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うらしまたろう」 みんなの声

うらしまたろう 作:松谷 みよ子
絵:いわさき ちひろ
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1967年
ISBN:9784033031903
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,255
みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

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  • 「うらしまたろう」ならば知っていると思っていたのですが、読んでみるととても奥の深さを感じさせられます。
    これだけ数多く出されているお話もあまりないのではないのでしょうか。
    お話にもバリエーションがあり、描き方にも作者の思いがあり、ファンタジーであったり、ラブストーリーであったり、メルヘンであったり、ヤングアダルト系だったり…。
    艶っぽい乙姫様がいたリ、可愛い乙姫様がいたり…。

    この松谷みよ子さんのお話は、あとがきにもありますが様々な伝承の中で、社会体制のことを考えながら、独自のアレンジを施しているのでしょうか。
    子どもたちにいじめられている亀を助けられた、それは乙姫様が姿を変えた亀でした。
    乙姫様の父親の竜王の願いに従い乙姫様と生活を続けるうらしまたろう。
    お話の中で展開される四季の光景は、陸での生活そのもので、不思議な感じがしました。

    そしていわさきちひろさんの透明感のある絵は、うらしまたろうのお話をイメージの世界に誘います。

    投稿日:2012/09/05

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  • いわさきちろさんの魅力

    誰もが知っている昔話で、私も小さいころに絵本を持っていました。
    いわさきちひろさんの絵でこの絵本がでているのを知って、普通の昔話絵本よりも魅力を感じて購入しました。

    お話自体はとても悲しい結末だし、絵も幼児には少しわかりずらい絵のようです。
    幼児は原色が好きなので、いわさきちひろさんの絵はもう少し大人になって、淡い色使いなどの魅力がわかるようになってからのほうがいいのかな・・と思いました。
    話の内容も、ちょっとシビアな部分が多くて、小学校高学年向けかな・・っと思いました。

    投稿日:2007/10/17

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  • 悲しい結末

    ・たろうが助けた五色に輝く亀は、実は乙姫が変身した姿だった

    ・乙姫のお父さん、りゅうおうの存在

    このあたり、私には初めての設定でしたので、よく知っている物語でも
    新鮮な気持ちで読めました。

    ラストは悲しい結末です。
    うらしまたろう は著者さんによっていろいろなラストがあると思いますが
    帰る場所もなく玉手箱を開けてしまった年老いたたろうが、
    ただただ泣いていつまでも浜辺に座りつづけていた・・・
    そこで物語が終わってしまった本作は、とても切ないエンディングだなと思いました。

    たろうはその後どうしたのでしょうか?
    再び、竜宮の亀が迎えに来てくれたのかな・・・。
    いろいろな その後 のストーリーを想像してしまいました。

    投稿日:2017/09/17

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  • おすすめ

    • Iママさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳

    松谷みよこさんの絵本だったので選びました。昔話なのでたくさん出てますが、松谷さんの作品ははずれがないので。絵がいわさきちひろさんだったとは嬉しい驚きでした!とても鮮やかで透明感ある絵が海の中を上手に表現していて、素敵でした。絵も文章も満足の1冊。こんな素晴らしい本で昔話を語り継げるなんてなんとも贅沢だと思いました。

    投稿日:2011/09/02

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    1
  • 新鮮なお話でした

    • ひめママさん
    • 30代
    • ママ
    • 茨城県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    淡い水彩画の挿絵にひかれて読みました。
    透明感があり、とても素敵な絵本でした。文章もきれいで、
    読み聞かせしやすかったです。
    家に持っているうらしまたろうとは少し話が違っていたので、新鮮な感じがしました。助けた亀が実は乙姫さまだったという筋書きは、私は初めてでした。昔話などは、地域によって細かい部分が違っていたりしますよね。よく知られてる昔話だからこそ、いろんな作家さんのお話を読み比べるのも楽しいかもと思いました。

    投稿日:2007/06/07

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  • 知らなかったことがいろいろありました

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子6歳

    浦島太郎は有名なお話なのに、絵本できちんと読み聞かせたことはありませんでした。
    次男が地区センターの図書コーナーで、たまたまこの本を読みたいと持ってきたので、他の浦島太郎と比べていいかどうかというようなことはあまり考えずに、この本を借りました。
    この本は、私も知らなかった浦島太郎でした。
    子どもにいじめられていたカメが、実は乙姫様の変身した姿だったり、竜宮城の中に、四季を凝縮したような部屋があったりと、「へぇ〜、そうだったんだ」と思う場面がいくつかありました。
    いわさきちひろさんの絵がちょっと物悲しく、とても雰囲気のある絵本になっています。
    でも、やっぱり最後はかわいそうでなりません。
    「開けてはいけないと言ったのに」と、箱を開けたことを咎めるセリフが出てきますが、玉手箱を開けなくても、太郎は幸せだったとは思えません。
    ものすごく楽しく素晴らしい日々を一週間位過ごすのと引き換えに、自分の残りの人生を失うのは幸せなのかなぁと、子どもと話し合ってしまいました。

    投稿日:2006/10/20

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  • 美しくて儚い

    浦島太郎のお話を読みたいと娘が言うので、いわさきちひろさんが絵を描いたこちらの一冊を選びました。
    親の私も浦島太郎の話は知っていたつもりでしたが、あらためて読んでみると新たに知ることがあったり思っていたよりも胸に迫る部分があって驚きました。幻想的なこの雰囲気は、子どもよりもむしろ大人になってからの方が響くのではないかなと感じました。
    松谷みよ子さんの世界観がいわさきちひろさんのイラストと相まって、とても美しくそして儚く描かれていました。ゆっくりじっくりと読みたい一冊です。

    投稿日:2022/01/17

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  • 切なさや儚さ

    我が家で親しんだ「うらしまたろう」は、福音館書店の秋野不矩さんが絵を描いている作品ですが、他にもいろんな作家さんの「うらしまたろう」があると知って、読み比べしたくなりました。
    こちらは松谷みよ子さんといわさきちひろさんという人気作家さんコンビの作品です。いわさきちひろさんの、幻想的で美しいイラストが、お話にとてもマッチしていました。切なさや儚さを存分に感じることのできる作品です。

    投稿日:2021/11/01

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  • いわさき ちひろの世界

    お馴染みの「うらしまたろう」ですが、いわさきちひろの描く淡い

    ファンタジックな世界が、やっぱりいいなあと思いました。

    乙姫さまが、5色の亀だった設定もちょっと新鮮でした。

    夢のような楽しい中で過ごすのは、長い年月が過ぎ去っているの

    に、とても早く過ぎ去ってしまうものだなあと感じました。

    でも、そんな経験が出来たのが、羨ましく思います。

    投稿日:2019/08/05

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  • 童謡「うらしまたろう」そのまんまな感じです

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    松谷みよ子×いわさきちひろver.です。
    童謡の「うらしまたろう」に肉付けをしたような物語です。
    昭和47年発行された本です。(私が幼いときに読んだのは、たぶんこの本だったように思います。とても懐かしい感じがしました)

    文章も絵も申し分ありません。出来上がった一つの世界だと思います。
    ただ、いわさきさんの絵が淡い水彩画なのと、本自体が古いため、遠目があまり聞きません。

    投稿日:2017/02/27

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