じごくのラーメンや」 ママの声

じごくのラーメンや 作:苅田 澄子
絵:西村 繁男
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2010年04月
ISBN:9784774611556
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,385
みんなの声 総数 51
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  • 食べてみたいような…

    閻魔様がつくった激辛ラーメン「ちのいけラーメン」が、地獄を変えてしまうという壮大なお話でした。
    「ちのいけラーメン」は一体、どんな辛さなのでしょうか。怖いもの見たさで、一度、食べてみたいような食べてはいけないような…
    何とも言えない魅力にあふれたお話でした。

    投稿日:2022/06/24

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  • クスっと笑ってしまう

    この絵本の舞台は、地獄。
    地獄と言われれば、真っ赤な血の池や針の山、そして怖い閻魔様と残酷な鬼たちを想像します。
    実際、この絵本にも、その様子が描かれています。
    でも、ページをめくるたびに地獄の雰囲気が変わっていくのです。

    怖い閻魔様はラーメン屋を開くし、地獄に落ちた人々はラーメンを求めて行列を作ります。
    はては天国の仏様たちが、ラーメンを食べに地獄に下りてきます。

    殺伐とした地獄が仄々とした地獄に変わっていく過程がおもしろくて、クスっと笑ってしまう絵本です。

    投稿日:2021/09/08

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  • えんまさまが作った地獄の辛い辛いラーメン、食べたら後悔するとわかっていても、あの行列を見たら足を運びたくなりそうです。天国まで届いたラーメンの香り、本当にしてきそうでした^^仏様の位としては一番人間側に近い地蔵様が、天国と地獄をつないでくれたというところも見所ですね。

    投稿日:2017/08/08

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  • 本格的な地獄絵なのに…

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    ぜんぶ食べたら天国へ。閻魔様の開いためちゃくちゃ辛いラーメン屋さんの大サービスに、え!?ほんとにいいの?とびっくり仰天してしまいました。
    地獄の描写が本当に怖くて、地の池にはまる人や、串刺しにされている人は見るのも怖い…。なのに、みんな完食できないってどうよ。とつっこみどころ満載で、とてもおもしろかったです。

    投稿日:2017/04/17

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  • 登場人物のキャラクターが良いですね。 

    閻魔さまは、威勢がよくて、サバサバしていて、単純そうで(笑)  根は優しい人なのかも!?って、思えてきちゃいます。

    お地蔵さまもキュート♪ 「ごちそうさま おいしかったあ」  「もっと いっぱい たべたあい」   なんてセリフからして、何だか子どもみたいで可愛いです。


    地獄の様子が、細かく描写されていていいなって思います。
    グツグツと煮立つ熱湯に入れられたり、針の山を歩かされたり、火あぶりにされたり、ヘビに体を巻き付けられたり・・・他にもいろいろ。
    反対に、天国の何ともまあ優雅な生活なこと♪  お釈迦さまはコーヒー片手に読書を楽しみ、天女?が空を飛んでいたりもします。
    地獄と天国の対比が上手に描かれていて、おもしろかったです。


    地獄と天国って絶対相容れないイメージがあるけど、この作品では天国の住人が普通にラーメンを地獄まで食べにきているし、閻魔さまも普通にラーメンをふるまっています。  この友好的なムードが良いなって思います。


    さて、我が息子。

    「そもそも天国とか地獄ってないよねー。あの世は絶対あるけど」
    ですって(^^;)  二年生になってだいぶ現実的になってしまい、読み聞かせの時寂しく感じることも多くなってしまいました。

    そして、お地蔵さまが激辛ラーメンを食べきった時の息子の一言。

    「やっぱり石でできているから、辛さとか感じないんじゃないの〜」

    なるほど!!するどいですね。母はそこまで思わなかったから、こんな部分からも、ちゃんと成長しているんだなあって嬉しくなります。


    おもしろい作品なので、ぜひいつか小学校でも読みたいと思います。二年生、三年生あたりに読もうかな?

    投稿日:2016/10/08

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  • 仏さまは関西弁!

    小学2年生の読み聞かせで利用しました。
    読む前に、「地獄ってどんなところ??」と聞いてみたら、でるはでるは・・・おどろおどろしいイメージ!!
    絵本の中の<血の池>や<針山>の絵に、一瞬ひるむものの・・・血の池に入っている人々の「おやつがたべたーい」というセリフで恐ろしい地獄観がなくなっていきます(笑)
    話はすすんでいき、ラーメン屋をオープンさせた閻魔様のところへ、噂のラーメンを食べたくて、天国から仏さまご一行がやってきます。
    なんと仏さま、関西弁をしゃべります(笑)

    と・・・まあ、子供たちに最初にイメージさせた地獄と絵本の地獄の世界観が違いすぎて!その違いがおもしろかったようです。
    悪いことしたら地獄にいくよ!閻魔様に舌をぬかれるよ!!とか、そういうのを教える絵本ではないですよ。読んでいてホッとする地獄の本です!

    投稿日:2016/05/10

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  • ほんとに地獄?

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    これまで読んだ地獄をテーマにした絵本はこわいものばかりだったんですが,この絵本は安心して楽しく読める地獄絵本でした.
    地獄にいる人間たちが,おいしいおかしが食べたいなと愚痴をこぼしてるくらいゆるい地獄なんて初めてです.息子も「ここほんとに地獄かな」と疑う次第でした.
    血の池ラーメンはとんでもなく辛そうなんですが,けろりとした顔でぺろりとたいらげてしまうお地蔵様には驚きです.天国への出前が忙しくなったせいで,地獄がさびれてしまって,地獄の人間たちは万々歳ですね.出前の準備で忙しく動き回る閻魔さまを想像すると笑えました.

    投稿日:2016/02/13

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  • 地獄もいいかも(笑)

    じごくのラーメン、是非食べてみたくなります。
    閻魔さんのキャラも面白くて、しかもラストには地獄も悪くないなって感じで終わります。閻魔さんを怖がっていた息子も、この絵本を読んだらすっかり閻魔さんに対しての恐怖心が和らぎました。

    投稿日:2015/12/19

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  • いいのかな?

    地獄のえんまさまは、人間が地獄をいやがって天国にいきたがるので、負けず嫌いで辛い地獄ラーメンを作りますが誰にも辛くて食べてもらえません。

    全部食べたら天国にいかせてやると約束したのですが、やはりみんな食べられません。

    今度は評判をきいて天国からも客がきます。天国からの客は天国にいっても得がないので、なんでも言うことをえんまが聞くと約束します。

    すると、、、、お地蔵さまは完食。

    願いで「地蔵のためにラーメンの出前」。

    でも、あまりにたくさんのラーメンの出前を頼まれて忙しいので、血の池温泉は温泉になり、針山もさびてしまいます。地獄もいいところ、、、。

    楽しいし可愛い話ですが、悪人はこれでいいのかなと思います。悪人は苦しんだほうが犯罪抑止力になりそうですが???

    投稿日:2015/10/10

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  • 副業の方が忙しくなり・・・・・・

    地獄って知ってる?というひと見開きめの地獄図。
    小さい読者さんは、どんなに恐ろしい所か、具体的に想像できそうな図です。

    地獄の人々の不満は、地獄の責め苦より、天国のごちそう。
    それを耳にした閻魔大王様の対抗心。
    ラーメンを作ってしまうんですね。
    その辛さは、とんでもないものらしく、みんな美味しいの前に辛くて完食が無理そうです。

    このラーメンのおいしそうなにおいが天国まで立ち上り、天国からもお客人が、・・・・・・。

    いや〜、お地蔵さまお見事!
    このおかげで、閻魔様や鬼たちは、副業の方が忙しくなり、地獄はやってきた人にとって、それほど苦しい所でもなくなったようですね。

    スープの味を確かめる閻魔大王様の表情の生き生きとして可愛らしいこと、食べてみたいような気がしてきます。

    投稿日:2015/10/02

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