「エルマーとカバ」 ママの声

エルマーの本、学びがあるし、絵もカラフルで子供たちに読んであげたいのですが、少しお話が長いので購入はせず、時々図書館で拝借しています。
今回は、エルマーが水がひあがってこまっているカバたちを助けるお話です。同じくジャングルにすむ仲間として、自分ごとのように行動できるエルマーを尊敬します。

初めてシリーズの本を読みました。
エルマーのリーダーシップの素晴らしさに感心しました。
他人の話をきちんと聞けること、そして自分の事のように考えられること、説得力、自ら行動し原因を探る姿、そして仲間の力を求める判断力。どれを取っても、素晴らしいと思います。
ぞうとかばたちが仲良く水浴びする場面は、とっても楽しそう！大きなぞうとかばがたくさんで、ど迫力の水浴びでしょうね！
エルマーについて、もっともっと知りたくなって、シリーズを読んでみようと思いました。

いつものんびりした顔のぞうたちが今回は怒った顔で登場しているのでどうしちゃったのー！と思ったら原因は自分たちの川がカバに占領されて怒っていました。
原因を突き止めるためエルマーはカバのところに行くと、カバたちも申し訳なさそうにしているので怒っていたぞうたちも同情してカバたちの川をもとに戻そうと協力します。川の水が戻るとみんなで水遊びをしているのがとても楽しそうでした。
娘は動物園でカバをみると「エルマーに出てきたカバは茶色くなったね」と言ったり、川をみると「カバの川、水がなかったよね」と言ったりします。カバの泥遊びと川の水がなくなるというのは娘にとってめずらしかったようです。

カバがゾウたちの川にやってきて、
川が狭くなってちょっと不満なゾウたち。
エルマーがカバたちに理由を聞きに行くと、
使っていた川の水がなくなってしまった！！
その原因を探るべく･･･

エルマーの姿がとってもいいですね♪

仲間に提案する方法、
問題が何かを見極める方法、
など、リーダシップをとる上での大事なことが
さらっとかかれています。

こんなことがさらっとできてしまうエルマーかっこいい！

なかなかこんなふうに、できないんですよね〜＾＾；

息子も最後の川遊び姿がとっても楽しそうなのに大満足していました♪

カバたちに水辺を占領されて、ゾウたちは困っています。
エルマーはカバたちの話を聞き、原因を探り、行動します。
他のゾウは人事のように考え手伝おうとしないのですが、エルマーの説得でみんなで力を合わせて頑張ります。

最後にはみんなとてもうれしそう＾＾
うちの子も人のために、みんなのために頑張ったエルマーににっこりでした。

エルマー大好きな子供たちですが、この一冊がお気に入りになったようです。

息子が「エルマーの本を読みたい」と言うので、エルマーの本を読み始めました。エルマーはいたずら好きだけど、賢い面もある。この絵本ではその賢さがうまく生かされています。

エルマーはトラとライオンとも仲好しだし、ぞうたちの中でもリーダー格なのか、今回はかばたちに川をとられて困っているぞうの相談に乗るんですね。

他のぞうたちは困ったと言っているだけですが、エルマーがかばたちの川に水がなくなったことの原因を突き止めて、ぞうたちの助けを求める前に、頼りになるいとこウイルバーに相談に行く根回しが、またお見事で感心します。

みんなで助け合って一つのことを成し遂げる大切さがわかりやすく書かれていてるので、子どもにもわかりやすいと思いました。

かばさんたちが川に居ついちゃってこまったぞうたちが、エルマーに相談。
というところで、エルマー、やっぱりリーダーっぽくなってきたなぁ〜と思ったら、さらに、かばさんたちの困ったことを解決しようと行動する、その行動力！
すばらしい！と思いました。

そして、みんなで泥だらけになりながら協力し合うところでも、じ〜ん・・・・。
最後に、水が流れてきたときには、私も子供も、いっしょになって喜びました。
本当に、みんなうれしそうで・・・・。

心から「あぁ、よかった！」と思える絵本でした。

このお話にはエルマーの“いとこ”も登場します。
エルマーのいとこもまた、色こそ違えどパッチワーク柄なんですねぇ。
見慣れるとパッチワーク柄のゾウに違和感を感じなくなるのが不思議です。
川の水が流れなくなって困ったゾウ達が、他の動物達のことも考えて
再び水を流すために協力し合う姿に心が温かくなりました♪

エルマーひとつ取っても、水彩画で描かれたような部分もあれば
色鉛筆？（クレヨン？）で描かれたようなページもあります。
場面に応じた画材を使うことによって、砂っぽい岩場の感じや
川に水が流れ出す場面の 活き活きとした水しぶきの勢いよさなどが
臨場感いっぱいに描かれています。色合いの美しい作品です。

エルマーの絵本は、ユニークな絵と色がとてもきれいで、気に入っています。困っているときには、助け合うことの大切さをテーマにしているところがとてもいいですね。読み終わったとき、子供が「よかったね〜」とうれしそうに、言ったのが、印象的でした。

みんあで助け合うことが、描かれていましたね。
いがみあっていた、カバとゾウが協力する姿は素敵でした。
しかも、その橋渡しをしたのはエルマーです。
今回は、イタズラなしで一生懸命働いていましたね。
エルマーのイタズラも楽しいですが、こんなに真面目になっていることも新しい一面のようで新鮮でした。