スズキコージさんの新刊絵本ということで、とどくのを楽しみに待っていました。
まず母に見せたら、「こういう絵って子ども達わかるの?」ということでした。今、母は来年生まれてくるひ孫のために絵本を勉強する気になっています。「0歳の赤ちゃんはわからないけれど、3歳くらいになったらわかるわよ。」
そうなる事を願いながら読みました。始めはベスコフの「ペレのあたらしいふく」と同じ!と思いましたが、読み進むうちに現代社会の問題も潜めてあってワクワクしてしてしまいました。
中表紙の冬の場面の美しいこと。
携帯電話の部分や、何だかわからないものや、ロシア語らしきプリントなどがあちこちにコラージュしてあって、それを見つけるのも面白かったです。
1冊で二度おいしい、あたたかい絵本だと感じました。