お話の中に、「わたしにまかせて」という言葉が何度も出てきます。
人によっては、それは傲慢に思えるかも知れません。
でも、その言葉にはキャサリン・ジョンソンの自信と決意が込められているのです。
キャサリンの躊躇を超えた決断がなければ、故障したアポロ13号は生還できなかったのです。
月面着陸を断念して、月の軌道から地球に生還できたアポロ13号の奇跡は、緻密な計算の上に成り立っていたのです。
今回、アポロ13号生還の舞台裏を知ることによって、縁の下の力持ちの偉大さを痛感しました。
しかも、その力持ちが人種差別や性差別を乗り越えた女性だったことにとても驚きました。
彼女の功績は、誰にでも真似できるものではありません。
でも、可能性を信じることと、努力と、積み重ねが、自信につながるのだと言うことは、誰にでも共通してできることだと教えてくれました。
私も、「私に任せて!」と言ってみたいものです。