子育サロンで2歳8か月の息子に読みました。
とても懐かしい。
…というのは、私は小さい頃、ノンタンが大好きだったのです。
うさぎ、ぶた、くま…などにそれぞれの動物のサンタクロースがいて、
ノンタンはなかなか猫のサンタに会えません。
会えたときには、寝てしまっています。
サンタさんは寝ているノンタンを運んで、クリスマスプレゼントを置いていきます…。
そんな内容もとてもいいですし、また、読んで温かな気持ちになれます。
「とても単純な本」という印象をずっと持っていたのですが、
大人になって読むと、ノンタンは本当に子どもの気持ちに沿っています。
子どもの心理をつかんで計算尽くされて書かれた本だったのだなーと改めて思いました。
自分が読んでいるときに、父親が歌を自作してくれた部分がありました。
それを息子にも同じように読んで、懐かしくて感慨深かったです。
親もこんな気持ちで読んでいたんだろうかと。
ノンタンのイラストや色使いはあまり好みではありませんが(小さいころから)、
やっぱりノンタンってかわいい。
懐かしくて、大好きな1冊です。
息子もかなりくいついていました。