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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

にんぎょひめ」 ママの声

にんぎょひめ 作:アンデルセン
絵:いわさき ちひろ
訳:曽野綾子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1967年
ISBN:9784033032504
評価スコア 4.88
評価ランキング 33
みんなの声 総数 15
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  • ちひろファン必携

    • molanさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子7歳、男の子3歳

    いわさきちひろファンということもあり、入手しました。
    ちひろさんの描く人物はもちろん、西洋の古城や船、ステンドグラスなどもとてもすてきで、この絵を見るだけでも購入した価値があると思いました。(お姫様が出てくるお話にしては、色は全体的に暗めですが…)
    とはいえ文章も場面ごとにとても丁寧に書かれていて、もの悲しいお話なだけに、じっくりと子どもに読み聞かせるのに良いと思います。

    投稿日:2018/04/23

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  • 美しいにんぎょひめ絵本!

    「にんぎょひめ」の美しく悲しいお話が見事に描かれた絵本です。
    可愛らしいではなく,まさに美しい!
    にんぎょひめの絵本はたくさん出ていますが,心に残るにんぎょひめの絵本でした。
    我が家の娘は4歳なので恋のお話はまだ難しいかも知れないですが,もしにんぎょひめの絵本を手元にほしいと思ったときは,絶対にこれにしたいですね!!
    大人も味わい深く惹かれる素敵な絵本でした。

    投稿日:2014/12/05

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  • かなしみではなくひとをあいしたよろこびにつつまれて

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    人魚姫のお話は昔から大好きなお話なのですが、この絵本は実に良かったです。
    特にラストが「かなしみではなく、ひとをあいしたよろこびにつつまれながら、たかいたかいそらへのぼっていきました。」となっているのにうたれました。いい解釈だなー。
    王子様の花嫁の衣装の裾を持って歩く人魚姫…切ないです。
    人魚姫と王子様の花嫁の王女様って顔がそっくりなのですかね?

    投稿日:2014/10/29

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  • おとぎの国へ、、、

    外見でしか判断してくれない王子様にいらっとしてしまうところもありますが、読むべき絵本です。何が大切なのか選ぶことは大事だし、子供にも学んで欲しいです。3歳の子供でもおとなしくきいていましたが、4−5歳くらいが適齢だと思います

    投稿日:2011/02/18

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  • 感動しました

    ディズニーアニメの「アリエル」で、人魚姫を知った子供に読みました。

    ディズニーでは「王子様と結婚してハッピーエンド」ですが、こちらはスタンダードに「泡になって消える」結末です。
    この最後の部分に、どういった反応があるかと思いましたが、子供はすんなりと受け入れたようです。

    シンプルな文章で綴られていますが、感情に迫るものがありました。
    後半は、読みながら胸がつまるようでした。

    自分が子供の頃にも人魚姫を読みましたが、恋愛を経験した今、改めて読むと人魚姫の愛の深さや美しさがとても伝わりました。

    おとぎ話なので子供向けのイメージですが、大人の女性にもぜひ読んでいただきたい作品だと思います。

    絵は、親子でファンのいわさきちひろさんです。
    この作品にぴったりの、すばらしい絵でした。

    投稿日:2011/01/26

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  • 悲しいお話だけれど

     今までにも他の絵で何度も読んだ物語。「悲しいお話は、嫌い」と言う娘に、我が家にも何枚か飾ってあるいわさきちひろの絵を指差しながら、「きれいな絵を楽しんでごらん」と言って読み始めました。

     曽野綾子の文も美しく、最後に泡となって消えてゆく場面でも、「かなしみではなく、ひとを あいした よろこびに つつまれながら、たかい たかい そらへ のぼっていきました。」と、結ばれています。

     それでも、「やっぱり悲しいから、いやだ。他のプリンセスのお話は好きだけど、人魚姫は嫌い。」と、目を伏せ、今にも泣き出しそうな娘。
    戦争のお話なども、幼い子には無理して読ませることはないと聞きますが、今はまだそういう時期なのかもしれないな、と思い、子どもの感じるままを大切にしてあげようと思いました。
    まだまだ楽しいことばかりの毎日の中に身を置いて、しあわせな子ども時代を満喫してしてほしいと願っています。
     
     ディズニーの「リトルマーメイド」は、ハッピーエンドになっていますが、10年後、20年後に、心に残る作品として、原作により忠実で、芸術的にも優れた、こちらの絵本を選びました。

    投稿日:2010/09/21

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  • いわさきちひろさんの美しい絵

    • そらききさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    素敵な絵の「人魚姫」がほしくて、図書館で見比べてから買いました。

    いわさきちひろさんのぼかしの入った絵はもちろん美しいですが、文章も美しいです。私は特に「すきとおった うみを どこまでも ふかく しずんでいくと、とつぜん、さんごと しんじゅがいで できた、うつくしい、ゆめのようなおしろが みえてきます。」という始まりが好きです。

    娘はお姫様の出てくるお話はどれも好きですが、とりわけ、このちひろさんの絵が大好きと言っています。

    海の中のお城、色とりどりの魚や憂いを帯びたにんぎょひめの表情がとっても素敵です。

    投稿日:2010/03/12

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  • 大きくなったらまた読ませたい

    海の深くに夢のようなお城があって、そこに6人の人魚のお姫様が住んでいました。15になると海の上に浮かび上がっても良いので、末のお姫様はとても楽しみにしていました。そして初めて海の上にあがった日、船の上で王子の誕生日をお祝いしているのを見つけます。ところが海が荒れて船を押しつぶし、王子は海に投げ出されました。人魚姫が王子を砂の上まで連れて行くと、そこに娘がやってきて…。
    お祝いでいただきました。最近は人魚姫と言えばディズニーのアリエルですが、あんなハッピーエンドはこのお話にふさわしくないと思います。このお話は確かに悲しい結末で、子どもには難しいかも知れません。それでも、こんな悲しく、切ない感情もあるということを知って欲しいと思います。実際、娘は何故、人魚姫がナイフを持ったのか、そしてそれを落としたのか、よく理解できなかったようですが、それでもその何とも言えない結末は心に響いたようです。この絵本のいわさきちひろさんの絵はとても美しく、いつまでも手元に置いておきたいと思わせます。もう少し大きくなったら、娘にまた読ませたいです。

    投稿日:2009/11/15

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  • すばらしい

    子供に、というよりも、実は自分が読みたくて借りてきました。

    子供の頃、この人魚姫のお話を読んで、
    子供ながらになんて切ない、なんて報われないお話なのだと、
    涙した覚えがあります。

    そのときの挿絵がだれのものだったのか、覚えていませんが、
    今でもその絵がそのまま私の中に残っていて、
    少し怖いような、それでいて美しい印象的な絵でした。

    この絵本は、私も好きないわさきちひろさんの絵。
    残酷な美しいお話と、切なく美しいちひろさんの絵がとても印象的です。
    絵をながめているだけで、うっとりしてしまいます。

    そして、曽野綾子さんの訳ということで、
    全体にキリスト教的なものが底に流れているような、
    切なく美しい中にも、きりりとひきしまるお話でした。


    男の子だし、まだ4歳ということで、それほどの感動はなかったようですが、
    私は手元においておきたいくらいです。

    投稿日:2008/11/23

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  • 苦しみを受け入れること

    子供のころから知っている有名なお話です。子どものころは、なんとなくかわいそうなお話だな、という程度で本を閉じるとそれでおしまいでした。

    でも、今読むと、本を閉じたあとに余韻が残ります。
    人魚姫は、恋は甘くやさしいものではなく、苦しいものだと知ってしまいました。けれどその苦しみを受け入れるのです。それが人魚姫にとっての幸せだったのです。誰にでもできることではないのですが、人魚姫の生き方は理解できます。
    いわさきちひろさんの絵からは、人魚姫のういういしさや、一途な感じがつたわってきます。はかなくて透明感のある色がすてきです。

    投稿日:2008/01/23

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