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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

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蜘蛛の糸」 みんなの声

蜘蛛の糸 作:芥川龍之介
絵:遠山 繁年
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1994年
ISBN:9784039636706
評価スコア 4.68
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みんなの声 総数 18
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  • みんなが知ってる話だからこそ

    • きよぴこさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    5年生の読み聞かせで使いました。
    読み聞かせのリストで数か月前に「杜子春」をした記録がありました。
    「同じ作家の作品です。」と初めに紹介しました。
    この作品は有名なのでタイトルを見せると「あ〜!これね!」みたいな反応でした。
    でもあらすじだけは知っているだろうけど、本を読んだことはないかもしれない。子供用に編集したものもありますから、原文を知ってもらうというのは大切だと思ったのです。

    この絵本は原文で書かれています。そして遠山さんの描く地獄がものすごく怖い。この絵は小さい子にはショッキングかもしれないですね。
    高学年向きの作品かなと思いました。


    芥川龍之介は好きな作家のひとりです。文章がとても美しいと思います。教訓のようなものはあってもそれが宗教臭くなく、押しつけがましくないところも好きなところです。
    読み聞かせにもいろいろ使いたいのですが、時間に制限があるので読み聞かせに使う作品は決まってしまいますね。
    -----------
    読み聞かせに使った学年:5年生
    子供の反応:★★★★☆
    所要時間:〜10分

    投稿日:2010/11/11

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    2
  • 印象に残る作品です

    • ぽにょさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子5歳

    5歳の娘には難しいかな?と思いつつ、昔読んだ記憶の懐かしさに読み聞かせて見ました。
    意外と良い反応。じっと耳を傾け、絵本を見つめる娘。

    絵本を読んだ翌日も、小さな蜘蛛を見つけてこの絵本を思い出し、お釈迦様が除いて見えた血の池や、細くたれた蜘蛛の糸の様子を一生懸命話してくれました。

    投稿日:2010/11/30

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    1
  • 人間の業をかいた傑作

    • doruさん
    • 40代
    • その他の方
    • 兵庫県
    • 姪10歳

    芥川龍之介は好きな作家です。この蜘蛛の糸はやや教訓的に見えるかもしれませんが、人間の業を短編の中にぎっしり詰まっています。主人公のカンダタは人間界にいるときは確かに悪党だったけど、蜘蛛を一匹助けます。誰でも人間は完全な悪党はいないし、完全な善人もいません。死んでもし地獄や極楽があったら、どの人間にも両方の道が待っているのです。もし地獄に落ちて、血の池地獄であっぷあっぷしていて、蜘蛛の糸が垂れたらだれでも助かりたいから同じことをします。私も同じことをするのじゃないかなぁ。そして地獄落ちするのです。人間の業を宗教臭くなく物語として見事に描いた傑作です。

    投稿日:2010/08/22

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    1
  • 誰もが知っている話だけれど

    誰もが知っているお話ですが、読み返してみると、単純でありながらとても意味深い話です。
    極悪人のカンダタがただ一度、踏みつぶそうとした蜘蛛を殺さなかった「善意」をお釈迦様が認めて、地獄にいる彼に蜘蛛の糸をさしのべます。
    どんなに悪い人間にも良心があるということでしょうか。悪行を尽くしても救われるという宗教の話でしょうか。
    お釈迦様の好意は、カンダタには伝わりませんでした。
    地獄のおどろおどろしさと、極楽のおだやかさ。他者を蹴落としても救われようとする人間の性。
    自分を守ろうとするのは人間だれもが持っている本能です。だからこそとても怖いお話です。

    遠山さんは、物語を絵の中に塗り込めることで、この物語をとても強烈なものにしました。
    文章だけではなく、絵で語っているからです。
    地獄の風景、蜘蛛の糸を伝ってあとから登ってくる亡者たちの表情は怖いくらいです。
    そして、対比するように極楽のおだやかさ。
    低学年には少し刺激の強い作品となっているかもしれません。

    投稿日:2010/03/28

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    1
  • よいこと

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子1歳

     娘に見せたら「こわい」と言いました。当然かもしれません。
     カンダタは、散々悪いことをして地獄に落ちたのに、一度だけ蜘蛛を助けてあげたから、極楽に上る蜘蛛の糸をたらしてもらえるなんて、人助けはするものだなと思いました。けっきょく、自分だけ助かろうとして、地獄から抜けられなくて残念。
     教訓的な話ですが、押し付けがましくない。「こういうことってあるかも」と思えます。

    投稿日:2007/01/25

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    1
  • 子どもの興味を引くお話でした

    有名な「蜘蛛の糸」のお話でした。
    小学校1年生の娘にはまだ早いお話かと思いましたが、年少児の息子も一生懸命にお話を聞いてくれていました。
    ストーリーはさることながら、大胆なタッチの絵もとても印象的な絵本でした。おもしろかったです。

    投稿日:2024/01/16

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    0
  • 名作を絵本で楽しむ。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子6歳、女の子2歳

    悪業の限りを尽くし、地獄へ落とされた大泥棒の男。それでも一片の慈悲の心があったことを思い出したお釈迦様は、血の池でもがく彼の頭上に救いの糸を降ろします。幼児さんや低学年から名作に触れることのできる絵本です。

    投稿日:2022/10/27

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  • 美しい文章

    釈迦が極楽の蓮池を通して、はるか下の地獄を覗き見ています。
    幾多の罪人たちが苦しみもがいていましたが、その中にカンダタという男の姿を見つけ、一本の蜘蛛の糸をおろします。
    自分が昔読んだ時には、気味の悪い、怖いイメージしかなかった蜘蛛の糸のお話ですが、今読むと美しく感じます。
    なぜだろう?
    文章が美しいからかな?
    芥川龍之介の原文そのままでも、とてもわかりやすい。
    大人が読んでも味わい深いです。

    投稿日:2020/12/26

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  • 絵本版でわかりやすい。

    芥川龍之介の短編集を絵本化した本です。
    イラストと共にわかりやすく描かれています。
    「蜘蛛の糸」。
    家の中に入ってきた蜘蛛を殺してはいけない〜なんて小さい頃からどこかで言われてきましたが、このお話からくるのかなと思いました(笑)。

    投稿日:2020/01/09

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  • 5年生の読み聞かせに

    5年生の読み聞かせにと思い、借りてきました。
    所要時間:12分。

    4年生と2年生の子どもは、蜘蛛の糸知らなかったので、一度は読んでやろうと家でも読み聞かせ。
    原文の言葉の言い回しが、少し難しくもありますが、耳に心地よく感じられます。
    5年生のクラスへは、よく練習してから持っていきたいと思いました。
    私的には地獄や鬼達はそこまで恐ろしく描かれていないように感じました。
    自分が子どもの頃に読んだ本の方がもっと怖かったような...(忘れましたが(汗))
    お勧めの一冊です。

    投稿日:2019/06/23

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