話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

おかあさんの目」 ママの声

おかあさんの目 作:あまん きみこ
絵:くろい けん
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1987年
ISBN:9784251030276
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,538
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  • 美しいものに出会ったら

    小学生向けのおはなし会で紹介されていました。
    節子がお母さんのひざに抱かれているとき、お母さんの目の中に私がいるのが見えました。さらにじっと見ると、みどりの重なりや海など、映るはずのない風景が見えてきます。それは、お母さんの心に焼き付いた、美しい景色だったのです。
    「うつくしいものに出会ったら、いっしょうけんめい見つめなさい」というお母さんの言葉が胸を打ちました。大人もぐっときてしまう内容です。

    投稿日:2013/04/01

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  • 心の目で見たしあわせ

     母の日に選んだ1冊。
    いつもは、ベッドの上に並んで座り、絵本を読む私たちですが、今夜は途中から、娘を横抱きにして、何度もお互いの瞳を見つめ合いながら読みました。

    「ママの目の中にも、Jが映ってる?」
    「うん、見える! Jが、1人、2人!」

     お母さんが遠い昔に見た風景を、“息をつめて” 見つめるせつこ。
    私の目の中にも海や山の景色を見たいと思った娘は、いきなり 
    “片手で鼻をつまみ、もう一方の手で口を押さえて”(!)
    じーっと私の瞳を見つめました。思わずふき出しそうになってしまいましたが、なんてかわいいんだろう!と愛しくなり、まだまだ幼い娘を抱きしめました。
     
     そして、「どうして(せつこのお母さんの目に映ったような景色が)見えないの?」と聞く娘に、
    「今、ママの心はね、Jのことでいっぱいだからだよ。」と答えると、「ぷー! 見たかったのに〜!」と、口を尖らせていましたが、本当に、目の前のしあわせを、心の目で見つめることができた瞬間だったように感じました。
     心に残る母の日をありがとう。

    投稿日:2010/09/21

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  • 美しいものを心に刻んで…

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    おかあさんのひざの上に座って、色々なおしゃべりをしながら、おかあさんを見ていました。
    おかあさんの黒い瞳の中に、小さな小さな私を見つけてハッと驚きました。そのことをおかあさんに話すと、もっと驚かされる出来事が起こりました。

    「子育てって、子どもが、ひざの上に座って来るうちが幸せなんだよ。」
    幼い子どもたちを相手にバタバタしている時期、不満をもらしたら、先輩に言われた言葉です。そんなものなのかなあと思っていたのですが、子どもたちが大きくなるにつれ、納得できました。
    そしてひざの上で、うんと近づいて話をしたからこそ見ることができた、瞳の中の世界。
    素敵なことを教えてもらい、遠い昔のことを思い出させてくれた、柔らかい一冊でした。

    投稿日:2009/08/03

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  • 見つめあいながら・・・

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳

    私も小さい頃、瞳の中に自分が写っているのを発見して、
    すごく驚いたのを覚えています。

    大好きなおかあさんの膝の上で、せつことおかあさんがお話しをしていました。
    ふと、せつこはおかあさんの黒い瞳の中に、
    小さなちいさな私がいるのに気がつくのです。

    おかあさんとせつこ、ふたり見つめあいながら流れる時間。
    そこに、母娘の深い愛情の繋がりを感じました。

    娘が、ちらちらと私の瞳を覗き込んできます。
    なんだか、くすぐったい感じ・・・

    「おかあさんも、(思い出した景色が瞳に写って)見える?」
    と娘。
    「見えないけど・・・○○ちゃんも、いっぱい美しい景色や物を見つけて、
    心に刻んでね。」
    せつこのおかあさんのように、私もそれを願いました。

    静かにしみじみと流れるようなこのお話しは、
    ちょっと、大きい子向き(小学生以上)かもしれませんね。
    くろいけんさんの絵も、大人が好みそうな絵ですし。

    投稿日:2009/03/27

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  • 温かな母娘愛

    素敵なおはなしでした。
    膝の上の娘を抱きしめて、見つめ合いながら
    深める母娘愛。子どもたちも手を離れた今、
    懐かしくて、少し照れるような感じを思い出します。

    淡い雰囲気の挿絵と、お母さんが見てきた
    素敵なものがお母さんの目にぼんやりと映し出されるところが
    うまく混ぜあって、このお話しを演出してくれます。

    我が家の子どもたちも時々私の目を見て
    「ママの目って、茶色いね!あっ!○○がうつってる〜」
    なんて言って、すこ〜し気恥ずかしいですが
    また、見つめあいっこしてみようかな?

    皆さんも一緒にどうですか?

    投稿日:2007/03/02

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  • お母さんの目の中に、「せつこがいるよ。」
    不思議な発見でしょうね。
    我が子も同じように、「ママの目に○○がいるー!」と言っていました。

    お母さんが笑うと、「あ、見えなくなっちゃった。」
    「目を大きくして。」「こう?」
    こんな親子の時間、かけがえのない幸せな時間ですね。
    私もこの絵本のおかげで、また幸せな時間をもらえました。

    「美しいものに出会ったら、一生懸命見つめなさい。
     そうすると、いつだって目の前に見えるようになるわ。」
    こんなに素敵なことを、子どもに伝えられたら、どんなにいいかな、と思いました。

    投稿日:2007/02/25

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  • お母さんの目の中に居る私。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    お部屋の中で お母さんの膝に乗り
    お母さんの目を覗き込んでいる女の子のお話です。

    お母さんの瞳の中に (私が居ると喜んで指をさしている)私が居るのです。

    女の子の視点から語られていますが 
    私はどうしても母の気持ちになってしまいます。
    お母さんは 自分の目の中を覗き込んでいる女の子の愛らしい瞳に 
    この上ない幸せを感じたんじゃないかな。

    あまんきみこさんの講演会で あまんさん自身が読んで下さった絵本です。
    育児に関われる時間は 幸せを感じることが出来る時間…
    あまんさんの優しい朗読を聴きながら そんな風に感じました。

    この絵本をきっかけに 親子でじぃ〜っと見つめ合ってみてはいかがでしょうか(笑)
    (ぎゅ〜っ)て 抱きしめたくなっちゃうかも。
    幸せな時間が過ごせそう…そんな予感のする絵本でした。

    投稿日:2006/11/08

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  • 優しい気持ちになりました!

    • えりのすけさん
    • 40代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子16歳、男の子14歳、男の子12歳

    膝の上に子供をのせて、こんな風に見つめ合うことを、長いこと忘れていたように思います。今の世の中、美しいものを見つけるのが本当に難しく、目をそむけたくなることばかりですが、せめて子供たちには美しいものをたくさん見つけて心に刻んでほしいと願っています。あまんきみこさんの絵本は大好きです。

    投稿日:2006/06/19

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  • 子どもは母をよく見ている。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    おかあさんの目は不思議だなぁ。その黒いひとみの中に、わたしがいるのです。小さな小さな私がいるのです…。お母さんの愛情が、目に写る自分の姿から感じる。子どもの気づきから、子どもの持つ繊細な心を感じずにはいられません。子どもは親のことを見ていると言われますが、本当にそうだなと、この絵本はある意味私にとって戒めとなる絵本です。

    投稿日:2021/04/20

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  • 親が考えさせられました。

    あまんきみこさん作,黒井健さんイラスト,という何とも豪華な絵本です。
    「おかあさんの目」。
    親である子育て中の私はどきっとしてしまいました。
    子供を急かすことばかりで,ちゃんと子供と向き合っているだろうか本当に大切な時間をゆっくり過ごせているだろうかと。
    今日は子供を膝に抱えて少しゆったりとした親子時間を作ってみよう〜そんなふうに思える絵本でした。

    投稿日:2018/09/25

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