あの歌の続きということでほんわかしたお話かなと読み始めましたが、想像を超える出来事の連続で、本当にびっくりしました。
まさにどんぐりの大冒険です。
お山に帰りたいどんぐりを助けてくれるお池の生きもの達、どんぐりを食べるタヌキとうんこになるどんぐり、鳥に運ばれてお山から遠い場所まで移動したどんぐり、そしてどんぐりを拾う子ども。
テンポよく楽しい夢があるストーリー展開の中にも、食物連鎖の仕組みや子どもの日々の遊びによってやがて大きな成果を得られることもあることが分かりやすく描かれており、子どもにぜひ読み聞かせて想像力を刺激してやりたいなー、色々学んでほしいなーと思いました。
いつか、子どもが「どんぐりころころの続きの歌を知ってるよ。歌ってあげる」と言って歌ってくれる日がくるのが楽しみです。