子供には長い本でしたが頑張ってよんでいました。
バオバブは大きくなりすぎてしまったゾウです。
おとうさんゾウよりもはるかに大きく成長もかなり早いです。
しかも、食べる量も半端なく多く、とうとうまわりのえさがきれいに無くなるということになってしまいました。
当然、としよりゾウたちからでていくように言われ、とうさんゾウが「この大きさがやくに立つ日がくる」とかばったのですがダメでした。
おとうさんゾウとおかあさんゾウを肩に乗せ出て出ていく姿はなんとも悲しくてやりきれなかったです。
その後、人間たちがやってきてゾウを捕まえうりとばすようになりました。
年よりゾウたちは忘れるはずがありません。 こんなときバオバブがいてくれたらと…。
都合のいい話ですが仕方ありませんよね。
としよりゾウたちも一匹のゾウよりも沢山のゾウをまもろうと決断するのは当たり前だと思います。
そして、こんな時助けを必要とするのもしょうがないです。
ここで最もひどいのは、人間ですね。
どうぶつのことをこれっぽっちも考えず自分たちの為にだけ動く。
色々かんがえさせられる本でした。
大人も子供も同じように読んでほしいから読み聞かせに良いんじゃないかな…。