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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

たからもの自信を持っておすすめしたい みんなの声

たからもの 作・絵:ユリ・シュルヴィッツ
訳:安藤 紀子
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2006年05月
ISBN:9784032015300
評価スコア 4.75
評価ランキング 838
みんなの声 総数 19
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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16件見つかりました

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  • 素敵な絵です!

    白枠を残してある額に入れて眺めているような素敵な絵にページを捲るのがとても楽しみな絵に出合えました。不思議な夢のお告げを3回も見るとやっぱり3回目には行動を起こしてしまうのもちょっと納得でした。長い長い道のりの旅をときには荷馬車に乗せてもらいましたが、ほとんど徒歩での旅で、森を抜け山を越えてようやく都に着いた時には、嬉しかったです。回り道や、無駄なことも大切なんだと、身近に「たからもの」があることも教えられたことが学べてよかったです。

    投稿日:2017/08/24

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  • 重厚な絵が魅力的

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    作者のユリ・シュルヴィッツ は、1935年ポーランド ワルシャワ生まれ。1959年アメリカに渡り創作活動を始めます。
    この作品は、1980年のコルデコット賞オナー賞受賞作品。

    お話は、主人公のアイザックが夢のお告げに従って、都の宮殿の橋の下に向かうシーンから始まります。
    そこで、出会った衛兵から、夢の話を聞かされるのですが、それが良く出来たサプライズで、一気に結末に向かいます。

    イギリスの昔話を題材にしたということなのですが、ユル・シュルヴィッツの重厚な画風が、中世ヨーロッパの風景にとても合っていて、ストーリーに引きずり込まれることでしょう。

    でも、何と言ってもこの作品の見所は、
    「ちかくにあるものをみつけるために、
     とおくまで たびを しなければならないこともある」
    とアイザックが自分の家の壁に刻んだシーン。

    この作品の根底にあるものですが、考え深い言葉で、どんな世代の人にとっても気づきがある言葉だと思います。

    小学生の低学年くらいから自分で読ませるのにも適した作品だと思います。

    投稿日:2009/10/10

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  • 私が初めて手にした本

    五年前読み聞かせを始めた時初めて自分が買った本です。

    中学二年生。反応が気になる気になる。読んだあくる日「おくりもの」を聞いてくれたひとりの中学生に感想を聞いてみることに。

    初めての読み聞かせの経験の中で少し自分が急ぎすぎていたのかも。
    女の子は大人に感想をせがまれはにかんでいるようにも見えたが今思えば困っていたのかもしれない。

    そこで私自身の本の感想・・それはそれは強烈でした。人に読み聞かせてあげようとはりきる自分にドンと頭上に石が落ちてきたようでした。まわり道の意味は年を重ねるたびに増えていき、反面自分が成長できる場所は年々減っていく昨今。そこに現れたこの一冊。

    あ〜この年になっても素直な気持ちで物事を受け入れる心が残っていてよかった。

    上の二人のこどもが幼い頃、私はほとんど絵本とは無縁でした。そして今5年生の末っ子、20歳の社会人となった長女、」18歳の高校生の次女に反応を聞くフリをしてひそかにあの頃へヒトリタイムスリップを楽しんでいる私です。ユリ・シュルヴィッツ万歳!

    投稿日:2009/05/22

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  • 心に響く、たからもの探しの旅

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子12歳、女の子6歳

     英国に伝わる古いお話を絵本化したという作品は、なるほど人生の妙を伝える深さを持ち得ています。主人公は、貧しい男アイザック。夢のお告げに導かれ、旅先で運命の出会いを体験します。読み終えてみれば、「これが人生」とおおいに納得できるお話でした。最後、祈りの家に刻まれた一文が、すべてを語っています。
     偶然なのでしょうか。画風(というか、描かれている風景など)が、シュルヴィッツ渾身の最新作『The Travels of Benjamin of Tudela: Through Three Continents in the Twelfth Century』を想起させ驚きました。(すべてがそう、というわけではありませんが。)

    投稿日:2006/06/14

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  • 高学年への読み語りにおすすめです

    絵本を選ぶのが難しい高学年にぴったり!
    少ない言葉でも、ストーリーは確実に伝わってきます。
    たからものを探し当てるには、無駄足も必要。
    大人になりかけの世代にはピピッとくるものがありそうです。

    投稿日:2006/05/28

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  • 心に残る

    哲学的な雰囲気のお話でした。「ちかくにあるものをみつけるために、とおくまで旅をしなければならないこともある」という文が心に残ります。余白部分をみつつ、色々想像しながら読みました。地味だけど味がある、大人のための絵本という印象をうけました。

    投稿日:2019/11/14

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  • ふ…深い!!

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    これは是非大人の方に読んで頂きたい絵本です!子供の読んであげてもこの本の良さはわからないだろう。って決めつけですかね。「近くにある物を見つける為に、遠くまで旅をしなければならない事もある」この言葉を私の心の中の辞書に刻みたい、そう思える本でした。

    投稿日:2017/11/08

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  • 深い味わい!

    シュルヴィッツのイラストが大好きな私。
    こちらの「たからもの」はまた渋いイラストで深い味わいあります。
    子供向け絵本というより大人向け絵本とも言えるのではないでしょうか。
    ちょっと人生を振り返ってみた時,人生とはなんて考えた時,この絵本を開いてみましょうか☆

    投稿日:2015/09/15

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  •  シュルビッツ独特のピンク〜赤の色が好きです。
     イギリスの古いお話からというので開いてみました。
     
     大方の人々が、日々の食べ物にも事欠く時代のようです。
     主人公アイザックが、三度も重ねて同じ夢を見て、夢のお告げに従い、宝物を求めて、都へ向かうことにした。
     この道のりの長く険しいこと。
     都に着いても、“宝物を強いて探そうとはしなかった”に???
     でも、会っちゃうんですねぇ〜、キーマン(衛兵の隊長)に。 
     彼の言葉に、ピンと来なかった私。
     
     “祈りの家”の壁の片隅に刻まれた言葉に、「深い〜〜〜」と独り言を言ってしまいいました。
     
     隊長に贈った“ルビー”に、またまた???
     ルビーという呼び方は中世からだそうですが、当時は、やはりダイヤやサファイヤよりも、インドスタールビーなのでしょうかね。
     
     高学年で読みます。
     アイザックの都までの往復の道のりは、ゆっくりゆっくり読みたい。

    投稿日:2015/05/04

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  • 遠くへ行ってみて

     遠くへ行ってみて、はじめて身近なものの大切さに気がつく、、、。
     いろいろなことにあてはまるな、としみじみしました。

     淡々としたしたストーリーと、ていねいに描かれた絵。
     読み終わって、余韻が残るおはなしでした。
     たからもの、の意味を考えさせられます。

     子どもといっしょに、じっくり読みたい絵本です。

    投稿日:2014/08/19

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