宮沢賢治の絵本 貝の火 宮沢賢治の絵本 貝の火
作: 宮沢 賢治 絵: おくはら ゆめ  出版社: 三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
親子のひばりは、沢山おじきをして申しました。 「これは貝の火という宝珠でございます。 王さまのお伝言ではあなた様のお手入れ次第で、この珠はどんなにでも立派になる

へいわってすてきだね」 パパの声

へいわってすてきだね 詩:安里 有生
画:長谷川 義史
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:2014年06月
ISBN:9784893095879
評価スコア 4.74
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  • 素直な心で見てみれば

     この絵本の文(実際には詩ですが)を書いた安里有生(あさとゆうき)くんは2007年生まれの小学生です。
     沖縄で生まれ、お父さんに仕事の関係で与那国島に移りました。
     この詩は2013年に沖縄県平和祈念館が募集した「児童・生徒の平和メッセージ」で、小学生低学年・詩の部門で最優秀賞を受賞したものです。
     絵を描いたのは、独特のタッチと軽快な大阪弁で人気の高い長谷川義史さん。
     ダジャレの絵本もたくさん描いていますし、『ぼくがラーメンたべてるとき』といったような考えさせられる絵本も描いています。

     この絵本を描くにあたって、長谷川さんは実際に与那国島まで行って安里くんや安里くんの家族に会っています。
     与那国島の風景や与那国馬のことも描かれていますが、実際に見たそのままなのではないかと思います。
     平和についての強いメッセージ性のある絵本ですが、実は与那国島の風景や動物、人々の姿が生き生きと描かれているからこそ、メッセージが生きているように思います。
     「平和」といえば、多くの人がそれを願います。
     では、具体的にどのような状態を「平和」というのか、そのあたりを安里くんはさりげなく書いています。
     だから、伝わってくるといえます。

     安里くんが思う「平和」は、「おともだちとなかよし」だし、「かぞくが、げんき」だけではありません。
     「ねこがわらう」のも「平和」だし、「よなぐにうまが、ヒヒーンとなく」のも「平和」なのです。
     だからこそ、そんな「平和」がずっと続けばいいと思うし、「ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ」とうたえるのです。
     私たちは「平和」の意味を難しく考えすぎることがあります。
     おとなだから、難しい言葉で説明しようとします。
     おとなだから、さもわかったふりをします。
     でも、安里くんはそんな重荷をひとつも持っていません。
     自分の目の前に広がる風景を大事にしたいと願っているだけです。

     タイトルはストレートですが、それでいいのではないでしょうか。

    投稿日:2014/11/02

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  • 小学一年生の書いた詩ということと、与那国島の子どもということで、場所を確認し、平和に対する思いを新たにしました。
    本土をはるかに離れた与那国島では、のどかな自然風景と太平洋戦争の爪痕、領土問題と防衛上の問題が絡み合って共存しているのですね。
    子どもたちは歴史よりも、まず風土と自分に与えられた命を学び、これからを考えるのでしょう。
    純粋で素朴な詩に長谷川さんもうたれるものがあっての絵本だと思います。
    童心に帰って平和を考えることができること。
    これが基本だと思いました。

    投稿日:2014/08/16

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