「おんぶ」 ママの声

ｲﾀﾁのﾀｯﾁはいつもお母さんにおんぶされている
人間のｹﾝちゃんのことをうらやましく思っていました。

ﾀｯﾁはお兄ちゃんになったばかりで、いつもおんぶの
ｹﾝちゃんがうらやましかったんでしょう。

お姉ちゃんになったばかりのうちの娘にとても似ていました。

しかし、ｹﾝちゃんがいつもおんぶなのには
わけがありました。
子供にはむずかしいかなと思いましたが、
しっかり理解し、自分もおねえちゃんだからと
急にはりきりはじめました。

優しい気持ちを育ててくれる一冊だと思います。

たまたまはらみちをさんの講演会を聞く
チャンスがあってそこで買った本ですが
一緒に講演会に行った友達が
わたしが小さい頃一番好きだった本だったと
教えてくれました。
いたちのタッチのつぶらな目がとても印象的です。
子供をいっぱいおんぶしてやろうと
あらためて思いました。